2022年2月19日土曜日

Tricker'sの短靴にコマンドソール!!

 こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!


西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
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〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
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tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さて、まだまだ寒い日が続きますね。
先日ニュースを見ていたら、東京でスギ花粉が飛び始めたとの事。
余計なことは言わなくていいよ!??と割と本気で思いました(笑)。
スギ花粉症の薬も、新型コロナくらい本気で開発していただきたいですが、難しいんですかね。
お金儲けは出来そうですけど(笑)。

さてさて、そんなわけで、先日より小出しに告知している価格改定の件ですが、3月1日より、実施させていただきます。
なるべく上げ幅は小さくしようと検討しておりますが、ご理解いただければと思います。


さてそんなわけで、今日も寒いですが、お修理のご紹介。
こちら!!
Tricker's(トリッカーズ)のプレーントゥになりますね。
カントリーブーツのイメージが強いですが、トリッカーズのシンプルな短靴。
やっぱり非常に良いですよね!!

でこちら。
こんな感じで靴底も何度かお修理していただいている状態でした。
今回はこちらの靴底を交換していきます。

まずは靴底を剥がします。
周りがガッチリ縫ってあるので、靴底の周りごと、糸を削って靴底を剥がしていきます。
剥がすとこんな感じ。
ウェルトの状態も、もともとの木製のシャンクも、バッチリきれいな状態でした。
コルクは一部崩れたり、靴底の方に貼り付いて剥がれてしまったので新しく詰め直します。

こんな感じ。
靴底を付ける際、この中央の窪みをコルクやスポンジで埋めることが多いです。
適度なクッション性と、吸湿性、昔から使われているコルクがやっぱり良いのかと思います。

で、コルクを詰めた後、今回はミッドソールを一枚挟みます。
こんな感じで、3mm弱のスポンジ素材のミッドソールを取り付けました。
ゴム質の強いスポンジなので、割とクッション性もよくしっかりしております。
貼ってしまうので、底面は真っ黒ですね。

で、ここに本底を接着したら、周りを元の通りに縫います。
ちなみに、今回はコマンドソールを取り付けました。
上から、ミシン目を外さないように慎重に縫っていきます。

で、新しいカカトを釘でしっかりガッチリ固定。
イギリス製のコマンドソールですね。
ビブラムに似ておりますが、なんというか重厚感が良いです。

で、周りを削って整えていきます。
で、出来上がるとこんな感じ。
ドスン!!
格好いい!!
コマンドソール、久しぶりに扱いましたが、やっぱり格好良いですね。
イギリス製のトリッカーズには、やっぱりバッチリハマります。

これが、靴底の仕上げがシャープな靴だと、凸凹部分を削り落とす等しないと、周りをキレイに縫うことが出来なかったりするのですが、そこはトリッカーズ。
ばっちりです。
こちらのお修理、コマンドソールでのオールソール交換15400円+ミッドソール2200円。
3週間程度のお預かりとなります。

こちらの靴、元々のレザーソール+ハーフラバーから、コマンドソールに変えたところ、クッション性も良くなり非常に履きやすくなったとのお声を頂きました。
レザーソールも格好いいんですが、やはりどうしても実用的にはラバーソールのほうが扱いやすかったりします。
靴底を変えると、履き心地もグッと良くなったりします。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!