2022年5月9日月曜日

クレープソールのカカト修理＋破れた履き口の、すべり革修理！

 こんにちは！

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ｽﾞｯｸ)です！！
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です！
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間　10時～20時
定休日　　水曜日
Mail 　doekrepair@gmail.com
住所　〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
TEL　 03‐5310‐3512

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さて、気が付いたらゴールデンウイークも終わってしまいました。

お陰様で当店も、バタバタとしており、ブログの更新が後回しに・・・。

申し訳ありません。

ゴールデンウイークの予定だけでも更新しなくてはと思いつつ、ゴールデンウイークが終わってしまいました（苦笑。

基本的には当店、よっぽどのことがない限り、水曜定休10時から20時までの営業となっております。

今のところ、夏季休暇の予定は決まっておりませんが、夏季休暇を頂く場合は、こちらでご連絡いたします。



というわけで、バタバタしておりますが、今日ご紹介するのはこちら！

ガラス革の外ばねプレーントゥシューズになります。
靴底は、クレープソールと、割とカジュアルな仕様です。
いわゆる生ゴムですね。
　　　　　　　　　　　　
で、そんな生ゴムのカカトがこんな感じですり減ってしまいました。
意外と生ゴムの靴底、直せないと思っていらっしゃるかた、多いです。
問題なく直せるので、ご安心ください。

そして・・・
カカト、履き口部分が破れたり、内側のライニングが擦り切れたりしてこんな状態に。
今回はこちらも直していきます。

まずは、靴底から。
取り急ぎ、かかと部分をズバッと平らに削り落としました。
斜め後ろのところは、思ったよりすり減ってしまったため、新しい生ゴムを斜めに接着し、削って平らにしております。

しっかり接着面をフラットにしたら、新しい生ゴムを圧着。
ドスン！
割と黄色いですが、こちらは後でなじませていきます。
残念ながら、生ゴムは一度黒くなってしまうと、元の黄色には戻すことが出来ません。
・・・たぶん。
なにか画期的な方法があれば、教えてください（笑）。

そして、周りの余った生ゴムを削って形を整えていきます。
この辺りは、合成ゴムや革の靴底の修理と同じなのですが…
生ゴムを削ると、削りかすが、まあまあ飛び散ります。
そして、生ゴムまあまあ引っ付きます。
機械も服も靴も、えらいことになります。
…生ゴムの靴底履くのは好きなのですが、修理をすると後始末が大変です（笑）。


で、概ね靴底ができたところで、次にカカトの内側の部分。
一枚補強のテープを挟んで、革を貼りました。

こんな感じですね。
破れていたところも接着でまとめ直し、内側の革も、なるべく違和感の少ない革をチョイス。

この段階で、ぐっと引っ張っても、破れたところが広がらないことを確認。
そのあと、履き口に合わせて接着した革を縫い付けていきます。
元の縫い目を拾いながら、一目一目、手動のミシンで縫います。

赤く丸を付けたところが、完全に破れてしまっていた個所。
正直なところ手に取って見れば、傷は残るので破れていたのはわかりますが、この程度の感じで見れば、概ね違和感がないかと思います。
もちろん、履いて歩いていたら、わからないと思います。
多分。
これ、指摘されたら、多分ストーカーです。
お気を付けください。

で、あとは上にはみ出ていた革をギリギリでカットすれば、こんな感じ。
これなら、靴を脱いでも大きな違和感はないかと思います。

で、カカト。
こちらも、黄色すぎるとあれなので、ワックスでなんとなく色を付けて馴染ませております。

ご紹介しませんでしたが、つま先の欠けていた部分も補修済み。

基本的には、カカトとおんなじ感じで、削れているところをフラットに整えて、生ゴムを圧着。

形を整えて、服や機械をベタベタにすれば出来上がりですね（笑）。


こちらのお修理、かかと12mm厚2750円、つま先ゴム補修1760円、カカトの内側すべり革補修3520円となっております。

カカトとつま先だけですと、翌日にはお渡しできますが、今回すべり革補修があったので、1週間いただいております。

ミシンを使った修理がある場合、概ね1週間から2週間いただきます。

ご了解ください。



というわけで、生ゴム、クレープソールのお修理。

問題なくしっかりできます。

勿論、オールソール交換も可能です、お気軽にご相談ください。

それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております！！



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