2020年12月26日土曜日

YANKO(ヤンコ)の靴のソール交換!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

年末年始につきましては、12月29日(火)から1月4日(月)までお休みをいただきます。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さてさて、12月、お陰様で想像を超えてバタバタとしております。
気持ちが焦るのか、クリスマスの飾りをしまうのを忘れたまま営業しておりました(笑)。
さてそんなわけで、年内仕上げのお修理の受付は基本的には終了になっております。
その場で出来るかかとの修理や、合鍵の作製などは行えますが、ミシンを使った作業等は来年のお渡しとなります。
恐れ入りますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

というわけで、いよいよ年末ですが、今年最後になるか、あるいはもう一回!??お修理のご紹介です!
こちら!!
YANKO(ヤンコ)の内羽紳士靴になります。
ヤンコといえば、1961年にスペイン・マヨルカ島で創業した、靴ブランドですね。
レザーソールとラバーソールを組み合わせた、ヨークソールなんて言われる靴底のイメージです。

でそんなヨークソールのゴム部分が…
こんな感じで割れてしまいました。
そこで、今回はこちらのゴム部分のみ交換していきます。

まずはゴム部分を取り外すため、縫ってある糸を削り落とします。
こんな感じでガーーーっと。

で、ゴムがすっかりなくなると、こんな感じ。
当店のような靴修理店が行う、ハーフラバーのように薄いゴムが貼って縫ってあるのではなく、本底のつま先側がすべて5㎜程度の厚みのゴムになっている為、剥がすと中のコルクが見えてきます。
中央に革が張ってあるので厳密にはコルクは周りしか見えませんでした(笑)。

で、今回はこの状態から縫い糸を抜いて3㎜程度の合成ゴムを貼りました。
それがこんな感じ。

このあとこの上にビブラム2027番のハーフラバーを貼り、靴本体に縫い付けていきます。


元の縫ってある穴を外さないように慎重に縫ってきます。
コロナ騒動で2020年の前半はあまり記憶にありませんが、このミシンを導入したのも今年でした。
すっかりレギュラーアイテムとして、ガシガシ使っております。
時間がたつのが早いです(笑)。


で、靴底を縫い終わるとこんな感じ。
革の部分は元のままなので、履き心地等、かなりもとに近い状態で仕上げられているのではないかと思います!
こちらのお修理、4840円となります。
カカトも交換してあるので、そちらは2420円。
オールソール交換に比べるとだいぶリーズナブルになるかと思います、ヤンコの靴の良いところな気がいたします!!


勿論靴底すべての交換もできますし、もともと全体が革底で出来ている靴にもこの仕様で仕上げることは出来るかと思います!
お気軽にご相談くださいね!!

それでは、今年も来年も、引き続き皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!