2023年5月16日火曜日

Clarks(クラークス)ナタリーのオールソール交換です！

 こんにちは！

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ｽﾞｯｸ)です！！
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さて、気が付けば5月も半ば。

5月病にも負けず、今日も頑張ってまいります！

こちら！！


Clarks(クラークス)のナタリーになります。
良いですよね、クラークス。
デザートブーツが大定番のイメージですが、ナタリーも好きです。

ナタリーと言えば、このまくりあがったつま先。
そして、同様に上までまくりあがっている生ゴムのカカト。
ドライビングシューズ的なイメージですが、そんなこともない気がいたします。
生ゴムも相まって、独特な履き心地ですよね。

で、こちらが…
こんな感じで、薄くなったゴムが、ずれるような形に。
生ゴムは、油に弱いような気がしております。
ちょっと確信がないのですが、少なくとも油で劣化が進むのは間違いないかと思います。

で、今回はこちらをまず剥きます。
剥ききるとこんな感じ。
スポンジの中物が出てきました。
かかと部分はすり減ってしまっていたので、白いスポンジを足しました。

外した生ゴムはこんな感じ。


で、この立体感を再現するために思考錯誤。
今回は、1枚の生ゴムでなく、3mmと薄い生ゴムを2枚重ねる形で作業していきました。

実はナタリーのオールソール初めてで、けっこう手探りでした（笑）。

で、何とかどうにかこうにか、極端なシワ等よらないように靴底を貼り付けたら…
シューズキーパーを入れて、梱包用のラップでグルグル巻きに。
まくり上げた生ゴムがしっかり、接着されるまで放置します。


そして、2日ほど放置したら、ラップを外し、余っている部分等を削って整えていきます。
そして、出来上がったのがこちら！！

滑らか！！

皺が寄りがちな、立ち上がり部分も何とかまとめることが出来ました♪


こちらのお修理、13200円。

20日程度お預かりさせていただきました。



クラークスのナタリー。

好きな靴だったのですが、どうやったらしっかり、オールソール交換できるか心配だったのですが、今回である程度答えが見えた気がしております。

実は、私物もオールソール交換して試したいのですが、まだそれほど減っておらず、試せておりません。

さらなるレベルアップを目指して、試行錯誤していこうと思います。


というわけで、もちろん生ゴムのクレープソールもお修理しております！

お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております！！


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