2021年4月8日木曜日

靴の縫い目が切れてしまったら

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さてさて、相変わらず新型コロナウイルスが蔓延しており、なかなか今まで通りのようにはいかず、四苦八苦しておりますが、早いもので4月。
入学式などもそろそろでしょうか?
当店は特別新卒採用等もなく、変わらず私とスーパースタッフで営業しております(笑)。

さて、なんだか外は夕立のような天気担っておりますが、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!
白いプラットフォームブーツですが、写真のように足首の部分の縫い目がほつれて開いてしまっております。
どうしても、足首部分や親指の付け根辺りは、グッと曲がるところになるので、長く履いていると糸が切れていしまうことがあります。

で、今回も同じような状態かなと思ってよく見ると・・・
元々のミシン目が切り取り線のような状態になって、縫い代部分の革が切れてしまっています。
こうなると、もとのように縫い直すだけでは固定できません。

そこで・・・
こんな感じで白い革を長細く切って、回りを薄く漉きました。
中央は厚みがあって回りは薄い感じですね。
内側にいれたときに、足に当たる可能性をなるべく減らすための作業になります。

で、これを。
こんな感じで、切れてしまった縫い代部分にしっかり接着し、ミシンで縫い付けました。
先程の長細革の縁は三角に切れ目をいれて、曲がりやすく、しっかり張り込みやすい形にしてあります。

で、先程の縫い付けた革部分をしっかり接着し、縫い代にして、元々の縫い目に沿って縫い付けていきます。
内側にはこんな感じで元々なかった縫い目が入る形となります。
外側は、こんな感じでグッと広げると縫い目が見えますが、ほとんど目立たない形で直せているかと思います。

こちらのお修理、距離が長かったこともあり、2200円1週間程度お時間をいただきました。


スニーカーの爪先や、ブーツの足首部分、意外とほつれて開いてしまうといった壊れかたが多いです。
是非お気軽にご相談くださいね。
なるべく違和感の無いよう仕上がるよう心がけております。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2021年3月25日木曜日

CHIPPEWAの短靴に、シャークソールを取り付けました!!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

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靴とバッグの修理店doek

さてさて、今年はずいぶん早く、桜が咲いておりますね。
出勤途中の公園の桜も、もうすぐ満開!?というくらい、しっかり咲いておりました。
それにしても・・・オリンピックは本当にやるようですね(笑)。
なんだかんだ出来ないのかなと予想していたので、ビックリです。
せっかくやるのであれば、盛り上がると良いですね。
新型コロナ第四波で、再度緊急事態突入とならないことだけを切に祈っております。


さて、そんなわけで、3月も終わりが見えてきましたが、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
chippwa(チペワ)の短靴になりますね。
短靴とは言え、ブーツを作っているメーカーらしく、しっかりとした作りになっております。

こちらの靴底が・・・
こんな感じで、当店でも取り扱いのあるビブラム4014番がついておりました。
まだ、そこまで極端にすり減っている訳ではないですが、今回はこちらを補強?していきます。

まずは
元々ついているソールを少し残して、全体に底面がフラットになるまで削っていきます。

で削り終えるとこんな感じ。
なんなら、このまま履けそうな雰囲気ですね。
材料としても元々のビブラム4014番なので、薄いことを気にしなければ、履くことが出来ると思います(笑)。

とは言え、これでは補強にもならないので・・・
今回は大胆に、ビブラム4014番をミッドソールにして、シャークソールを取り付けました。
ここはもう、ガッチリしっかり圧着です。
で、余っている部分をハサミでガッシガッシと切っていきます。
シャークソールは14ミリくらいの厚さがあるので、凸凹しているとは言え、なかなかしんどいです(笑)。

で、切りきれない部分は、フィニッシャーで、いつものようにガーーーーっと削って仕上げていきます。


で、出来上がると・・・
こんな感じ!
今回はお客様のご要望もあり、ミッドソールは白いまま仕上げました。
見た目にも違和感なく、なんならスニーカーのソールのような雰囲気に仕上がりました!

こちらのお修理、12100円で2週間程度のお預かりとなります。

ドレスシューズの場合、あまり靴底をカジュアルにするわけにもいかないと思いますが、ブーツは割りと大胆に靴底の雰囲気を変えても、格好良いと思います!
ぜひ皆様、お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2021年3月21日日曜日

Bottega Venetaのヒールに、ハーフラバーを取り付けました!!

んにちは!!

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さて、せっかくの日曜日だと言うのに、雨が降ってしまいましたね。
緊急事態宣言も、今日で解除になるそうです。
解除したからと言って、ウイルスがいなくなるわけではないので、生活は変わらないと思うのですが、そうなると緊急事態宣言ってなんだったの!??という気分になりますね。
取り急ぎ、引き続き、しっかり店頭の消毒、手指の消毒、マスクをして対策をしていくしかないように思います。

そんなわけで、明日パーーーーっと明るい気分になるのかと言えば、そんなこともないとは思いますが、なんとか元気を出してお修理のご紹介、
こちら!!

こちら、Bottega Veneta(ボッテガヴェネタ)のサボ?ヒール?になります。
革もしっとり柔らかく、形が独特でお洒落ですね!
ボッテガヴェネタといえば、1966年イタリアで創業されたラグジュアリーブランドですね!!
私の中では、細く切った革をメッシュ状に編み込んだイントレチャートのイメージです。
それまで革のメッシュだと思っていたものに、「イントレチャート」何て名前があったなんて。
名前がもう、「メッシュ」よりラグジュアリーです。


さて、そんなボッテガヴェネタ。
ちょっとわかりづらいですが、つま先部分がすり減り、上の黒い革も若干ですが、擦ってしまっておりました。
全体はこんな感じのレザーソールでした。

今回はこちらを補強していきます。
まずは。。。
こんな感じですり減ってしまったつま先部分に新しい革をガッチリしっかり接着していきます。

で、これを整えると・・・
こんな感じで、なくなってしまっていた、なくなってしまっていた爪先の厚みを戻すことが出来ました。

ちなみに爪先だけの補強であれば、この状態(もう少しきれいに整えます)で完成です。

が、今回は地面に着く部分をしっかり補強したいので・・・
こんな感じでベージュのラバーを貼りました。
革の靴底は比較的軽く、スマートに仕上がるのですが、ゴムの方が磨耗にも強く、滑りにくいメリットがあります。
正直なところ、実用的にはゴムの方が良いかと思います。

で、出来上がるとこんな感じ。
よっぽど自転車にでも乗って革の部分を使わなければ、必要な部分はゴムでカバーできたかと思います。

・・・何か写真のバランスがおかしいですが(苦笑。
これで完成です!!
バランスがおかしいのは写真だけで靴はきれいに仕上がっているかと思います!

こちらのお修理、ハーフラバー小さいサイズ2200円
つま先継ぎ足し補強550円いただいております。
お急ぎでしたら1時間半程度いただければ出来るかと思います。

お気に入りの靴、長くは期待時は、ハーフラバーおすすめですよ!
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ちもうしあげおります!!

2021年3月13日土曜日

ブーツのサイドゴア交換!!

こんにちは!!

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さて皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日はまたずいぶんと雨が降っております。
春先とは思えないくらいの勢いで、雷も。
春の嵐ですね。
緊急事態宣言、再延長するんでしょうか?
心の準備だけはしておこうと思います(苦笑。


さてさて、そんなわけで、そこそこすごい雨ですが、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!

サイドゴアの短靴ですね。
ワークブーツのようなタイプです。

個人的にこの形の靴好きです。
次に靴を買うなら、実用的に考えてもこのタイプだなと思っておりますが、なかなかの数、靴があるので買うに至っておりません(笑)。

で、横からみるとこんな感じ。

シンプルで良いですよね。
ローファーよりもブーツよりなので、仕事でガシガシ履けますし、プライベートでも問題ありません。

・・・考えたら感覚が逆ですね。
スーツを着るようなお仕事の方は仕事で履けませんが、プライベートで活躍できるタイプです(笑)。

私は、釘を踏んだり、染料をこぼしたりするので、仕事中はもっぱらブーツなのです。

本題に戻り、今回こちらの靴、サイドゴア何て言われるゴムの交換で、ご相談をいただきました。
「ゴムの色を緑系で」
おっと、意外に今までサイドゴアのカラーは調べたことがありませんでした。

で、材料屋さんに相談、時間がかかって良ければ、探して来ますよ!とのご返答。


で、今回はビフォーアフターになりますが、出来上がりがこちら!!
ズバッと緑色!!
良いです!まさに緑。
緑系ではなく、緑(笑)。

今後サイドゴアの色も何色かご用意できたら面白いかななんて思ってしまう仕上がりになりました。
ちなみに、靴修理を初めて・・・10年以上たっておりますが、黒茶ベージュ系以外は初めて扱いました。
思った以上によい手応えです♪

こちらのお修理、通常の茶黒のサイドゴアが8800円となりますが、取り寄せになってしまうので、9900円とさせていただきます。
納期は1ヶ月強見ていただく形になるかと思います。

色合いについては正直なところ、どんな色があるかわからないため、お任せいただくか、仕入れた上でご確認いただいてからの作業となりますので、ご了解ください。
今回は緑系と広くご指示をいただけたため、スムーズでしたが、緑でも、暗い緑、黄緑より、カーキ系等ニュアンスは色々あるかと思います。
あまり具体的に、この色!!と指定されてしまうと、ぴったりのものはご用意できないかと思います。
恐れ入りますが、その辺りご考慮にいれていただき、ご相談いただければと思います。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2021年3月6日土曜日

PARABOOTの白いソールを交換しました!

こんにちは!!

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さてさて。
山路やまみちを登りながら、こう考えた。
 に働けばかどが立つ。じょうさおさせば流される。意地をとおせば窮屈きゅうくつだ。とかくに人の世は住みにくい。」
夏目漱石さんの草枕の冒頭ですね。
いやーーーわかります!!
とかくに人の世は住みにくうございます。

緊急事態宣言延長。
なかなかですね、実は私、うっすらも想像しておりませんでした。
2週間延長って意味あります!??
オリンピックは海外の方の観戦は受け入れないとかなんとか。
そもそも、やるのもすごいですが、やるならMAXまで観客を入れて、経済建て直せるくらい盛り上げないと!中途半端はよくありません。

まあ、他にも花粉症が辛かったり、腰痛がぶり返したり、郵便ポストが赤かったり、とかくに生きにくい世の中だなと(笑)。

そんなわけで行きなり愚痴っぽくなりましたが、せめて楽しく仕事をしていこうということで…
以前から温めていた、刺繍のワッペン、作ってもらいました♪
届いたので早速…
帽子に縫い付けてみたりと、少しでも気分を上げていこうと頑張っております。
なおこちら、非売品です(笑)。

というわけで、本題までが長くなりましたが、こちら!!
Paraboot(パラブーツ)の外羽根ウイングチップです。
パラブーツといえば、1919年に創業したフランスの靴メーカーになりますね。
独特の質感のパラゴムのソールが特徴です。

で、こちらが・・・
こんな感じの白いゴムソールが着いていたのですが、中央がすり減って裂けてしまっているのが、お分かりになるかと思います。

そこで今回は靴底を全て交換していきます。
靴底を縫ってあった糸を切ったあと、こんな感じで剥がしていきます。
靴底の裏面がスリットの入った出っ張り?になっており、靴の構造上できる中の空洞が埋まるような作りになっておりました。
完全に剥がすとこんな感じになっており、グッドイヤーウェルテッド製法に見られる、コルクが一切、使われておりませんでした。

かかとから土踏まず辺りまでの角度を保つ、シャンクが見当たらないので、靴底をほじくってみると、ゴムのなかに金属のシャンクが埋め込まれておりました。

こちらを両足ともほじくり出した後・・・
シャンクを中底に取り付け、今回はコルクで中の隙間をみっちりと埋めていきます。
で、ここに白いソールを張り付けます。

で、ぐるっと回りを縫うとこんな感じ。
当店ご自慢のRafflenbeulというメーカーの手動のミシンでガッチャガッチャ縫い付けました。

あとはかかとを元に近い高さまで積んで、回りを削って整えれば出来上がりですね。
ソールも元々かなり厚みがあったので、ミッドソールを入れてなるべく近い厚みに仕上げてあります。
色も近く、良い雰囲気に仕上げられたかと思います♪
こちらのお修理、14300円で3週間程度お預かりとなります。

靴底の色、できる範囲なるべく取り寄せながら仕上げるようにしております。。
お気軽にご相談くださいね!!!!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2021年2月18日木曜日

REGALの靴の靴底修理。

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さて、今年の2月は若干例年より暖かい気がすると思っておりましたが、まだ甘かったですね。
昨日今日としっかり寒くなっております。
あんまり暖かいと花粉がきついので、ほどほどでよいのですが、早めに花粉は終わって欲しいですね。

さて、今日ご紹介するのはこちら!!
REGALの黒の革靴ですね。
一足は持っておきたい、シンプルでどんな場面でも使える内羽ストレートチップになります。

こちらが・・・
こんな感じで、靴底が剥がれてきてしまいました。
ちょっと広げておりますが、中のコルクが横から見えるような状態ですね。
縫ってある糸が繋がっている部分をはずすと、こんな感じで、前半分、靴底を剥がすことができました。
実はこちらの靴、ハーフラバーが貼ってありました。
製品段階で貼ったものではなく、恐らく少し履いて、靴底がすり減ってから、どこかの靴修理店でハーフラバーを貼って補強したのかと思います。

ハーフラバーを貼った段階では、接着もしっかりしており、靴底が剥がれてしまう感じではなかったのかと思います。
ただ、靴底を縫ってある糸が、切れてしまったままハーフラバーを貼ったため、糸が抜け、靴底が剥がれてしまいました。

こういったお修理、実は比較的あることで、多少靴底を縫ってある糸が切れてしまったとしても、必ず靴底が剥がれる訳ではありません。
賛否ありますが短い釘で固定してからハーフラバーを貼ったり、縫い直してからハーフラバーを貼ると、よりリスクは少なかったかと思います。

とはいえ他店様を攻めるほど、間違った作業と言うわけではないと思うので、難しいところです。

さて、というわけで今回は…
ガッチリ縫ってから新しいハーフラバーを取り付けていこうと思います。
当店自慢の手動の靴底を縫うミシン、rafflenbeulでガチャガチャと縫うと、こんな感じ。
ハーフラバーを取り付ける部分をぐるっと縫い付けました。
ちなみに今回はかかとの交換も同時に行うため、きれいに縫うことができました。
カカトが付いた状態だと、ミシンにぶつかってしまいギリギリまで縫えない場合がございます。


あと新しいハーフラバーをしっかりガッチリ接着したらカッターでトリミング。
回りを削って整えたら、あとは色をいれれば出来上がりです。
カカトも新しいものがついております。

ハーフラバーの中で縫ってあるので、そう簡単には剥がれないしように仕上げることができました♪

こちら、ハーフラバー2640円。
縫い直し2200円。
20mm厚のブロックヒール、2750円となっております。
縫い直しがある場合は、できれば3日程度いただけると助かります。


どんなにいい靴も、はいていると靴底はすり減ってしまいます。
逆に靴底さえ直せば、比較的長く履くことができますよ!
是非お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!

2021年2月9日火曜日

courregesのバッグの、紐付け根革修理!

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さて、いくらか暖かい日も出てきて、春の気配がやって来ましたね。
私はというと、既に花粉が絶好調に身体を蝕んでおります。
新型コロナ+花粉症。
花粉症も患っている人が大概多いと思うので、国をあげて対策を練っていただきたいですが、なかなかそうもいかないんでしょうね(苦笑。
さてさて、関係ありませんが、大河ドラマ「麒麟がくる」終わってしまいましたね。
イメージ的にはトチ狂った明智光秀がエイヤッと織田信長を殺してしまう、悪役のイメージでしたが、苦悩していましたね、すごく。
私の中で、だいぶ明智光秀のイメージが変わりました。
イメージって恐ろしいです。

靴修理のイメージが少しでも良くなるよう、引き続き頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。🏂
さてさて、そんなわけですっかり麒麟ロスですが、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!


courreges(クレージュ)のバッグになりますね。
クレージュと言えば、 1961年にアンドレクレージュさんが設立したブランドですね。
何でも現代のスカートの元を考案されたそうです。

さてそんなクレージュのバッグが
ちょっとわかりづらいですが、紐の付け根の革が切れそうになってしまっております。
そこで、今回はこちらを交換していきます。

こんな感じでパーツをはずすと、革が痛んでいるのが分かりやすいですね。
こちらを作り替えます。
裁断したヌメ革をまずは軽く染めて、全体との違和感が少なくなるよう、やや濃いめにします。

で、形を整えたあと、「ネン」何て呼ばれる線を、グーーーっと革を押し込みながら引いていきます。
染めたばかりで、ややか我が湿っていいるので、強力に線が入ります。
ヴィトンに比べてやや、内側に線がありました。

で、切り口の角をおとして、革の切り口「コバ」を磨いたら、大体それっぽくなります。
ミシン目の穴もこの時点で決めてあります。
で、、こんな感じで決めた穴からずれないようにミシンで慎重に塗っていきます。

そうすると…
こんな感じで出来上がりですね。
紐側も痛んでいたので、少し短くして縫い直してあります。
こちらのお修理、紐の付け根革2200円、紐を折り返して縫う作業、1100円いただきました。
期間は10日程度いただいております。


バッグの修理、割と苦手ではなく率先して受け付けております。
まれに苦手でお断りする場合もございますが、基本できる限り頑張っております。
お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ちもう仕上げております!!