2016年10月3日月曜日

もはや定番!?レッドウイングのソール交換。ビブラム4014!

皆様こんにちは!!

杉並区、上井草の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
次の水曜以外のお休みは年末年始の予定です!

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc



丸井様運営のシューズラボプラスにコラムが掲載されました!!
このコラムも、昨年の今頃、話しがあり12月に初めて掲載されたので、思えば一年近い連載?になっております。
ぜひご覧になってくださいね。
最近はネタを出すのに一苦労なんです(笑)。


https://shoeslabo.0101.co.jp/article/foot-leg/shoe-care-repair-storage/30376/

https://shoeslabo.0101.co.jp/article/foot-leg/shoe-care-repair-storage/30384/





さてさて。
というわけで、ここのところ比較的天気が落ち着いていたのに、また雨ですね。
沖縄のほうには台風が来ているとか。
被害がないことと、こちらのほうへ来ないことをお祈りいたします・・・。

というわけで。
今日は言ってみれば、ど定番の修理なのでドドドン!と行きます!!
こちら!!

 そう!レッドウイングのアイリッシュセッターになります!!
もうなんていうか、定番すぎて逆に??格好いいですよね。
逆にの意味が分かりませんが、格好良いです(笑)。

 で、このブーツどうなってしまったかというと・・・

 かかとが、こんな感じ。
いいですね、もうがっつり履き込んでいただきたいです、レッドウイング。
何年かに一度、レッドウイング欲しい病が発症するのですが、不思議とこれまで一度も履いたことがありません。
いつかはレッドウイングですね。

で、何が良いかというと上の写真。
お修理に持ってきていただくタイミングが、抜群です。
3ミリ程度の白い層にかかる手前ギリギリまで履く!ですが、その上の層は削らない!!
これが重要なんですね。

なんでかというと、上の3ミリ程度の薄い層を靴本体に縫い付けてあります。
どういう事かというと・・・

 こんな感じで、ガーーっとグラインダーで、削れている分厚い靴底のゴムをすべて削り落としてしまいます。
ですが、先ほどの3ミリの層は残します
すると・・・
 お分かりになりますでしょうか?
3ミリ程度のゴムの層が、こんな感じで縫い付けられております。
これを外して、新しいミッドソールを入れることも、もちろん可能ですが、どうせなら純正のミッドソールや、ウェルト部分の縫い糸を残したいじゃないですか!!
この交換を含めると、お値段もプラス2160円になりますし(笑)。

というわけで、この層重要なので、レッドウイングユーザーの皆様は、この層を削らないように気を付けてくださいね。


で、そこについていた純正のパーツはと言うと・・・
完全に粉塵と化しました。
まさに、読んで字のごとく粉塵ですね(笑)。

で、ここまで来れば、新しいソールを、がっちりしっかり圧着していきます。

 この手の分厚いソールは、圧着機があると圧倒的な安定感ですね。
人力でももちろん付けることはできますが、安心感が違います。

で、余った部分を整えていきます。
 仕上がると・・・
 どすん!!
ビブラム4014番、レッドウイング用といっても過言ではないくらい、よく出ます!!
見た目も近いですし、耐久性もそれなりです!!
・・・それなりってあれですね(笑)。
ですが、黒いゴムに比べると、やや削れやすいかもしれません(笑)。


これでまた、ぎりぎりまで、履き倒していただければと思います!!

こちらのお修理、9720円。
現在2週間程度いただいております。
在庫さえあれば、急ぎも可能ですので、ご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!