2018年2月22日木曜日

Tod's(トッズ)の靴底交換!!

皆様こんちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1


早速ですが、いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。
大変申し訳ございません。
本日、15時から、一時間程度お店を閉めさせていただきます。
商店街の会議に出なくてはならない上に、当店スタッフが都合がつかないという、凡ミスになってしまいました。
終わり次第、すぐ戻り店を再開いたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


さて、そんなわけで、ちょっと時間も無くなってきたので、サササッと今日もお修理のご紹介!!
こちら!!
こちら、トッズのスリッポンになりますね!!
トッズといえば、イタリアのドライビングシューズのイメージが強い、メーカーになりますね。
返りが良く、すごく履きやすそうな印象の靴が多いですよね!!

ですが…

 こんな感じで…、お分かりになるでしょうか?
革底にはしてあるのですが、革に穴が開いており、そこから滑り止めのゴムがポツポツと出ているようなデザインになっております。
このゴムが、ウレタン系の素材になっており、劣化してしまうことが非常に多くあります。
このポツポツが、最大の特徴なのに、難しいところですね。
日本の気候には合いにくいのでしょうか…。

でえ、そこで今回は靴底を全て取り換えていきます。

 こんな感じの靴底をまずは、縫ってある糸を全て切って、取り外します。

 こんな感じですね。
黒い劣化したゴムの残りが前のほうに残っております。

これもすべて除去していきます。
で、カカトの部分が厚くなるのですが、そこも硬質のプラスチックのような素材が使われているので、今回は革を積んで、近い形に削りだしていきます。
 こんな感じで、革を削っていきます。
うっかりすると、指を削るので要注意です。
しかも私、よくうっかりします(笑)。

で、こんな感じで。

下の黒いのが元々の積み上げ部分、上が新たに作ったパーツになります。

そして今回は、カカトをのパーツを本体に取り付け、薄いゴムを一枚噛ませます。

 で、つぎにちょっと雰囲気は違いますが、トッズのポツポツのようなドット柄のゴムをご用意いたしました。
こんな感じで、ざっくり近い形に切り出します。
 土踏まずのポツポツは削って無くしてしまいました。

これを、しっかり接着し、形を整えたら、さらに周りの部分のポツポツを削り落としていきます。
 こんな感じで、周りをフラットにします。

カカトのほうは、当店のミシンで、縫っていきます。
 縫えるか心配でしたが、ちょっと無理をしながら、ゴツゴツと縫っていきます。
さすが工業用です!!

で、縫い終わるとこんな感じ。
これで、カカトのまくり上がっている部分も剥がれる心配がありません。

 そして、底面の周りをぐるっと縫ってもらいました。
これは、当店のミシンでは無理なので、縫っていただいております。
バッチリ、外側のポツポツを削ったところを縫っていただきました!
 これで、また劣化するということはないかと思うで、しっかり履いていただけるかと思います!
こちらのお修理、9720円で、3週間程度いただきます。

もうダメかな??
っと思っても、直せる場合、意外に多くありますよ!
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!