2022年8月26日金曜日

Gucciのビットローファー、レザーソールを交換しました!

  こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
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住所 〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
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さてさて、さすがに猛暑も落ち着いてきた気がいたしますが、気のせいでしょうか?

先日車を運転していたら、割とすごい雨に遭遇して、前が見えなく恐ろしい限りでした。

そういえば、今年は台風らしい台風は、東京には直撃していないですね。

このまま、来ないでくれればと願っております(笑)。



さて。

そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!

GUCCI(グッチ)のビットローファーになりますね。
欲しいです(笑)!!
言わずと知れた、1921年に創業したイタリアのブランドになりますね。

で、こちらの革底の中央がかなりペコペコしてしまう程度に薄くなってしまいました。


・・・なんだか写真的にはひどいですね(笑)。
まず、カカトを外します。
思いのほか、ポコッと簡単に取れました。
カカトを外した際、よっぽど状態良く取れた場合、積み上げを再利用することもあるのですが、今回は積みげ部分も、凹んでいるような感じがあったので、交換していきます。

で、次に、靴底を縫っている糸を、靴底ごと削ります。
こんな感じ。
で、靴底をはずし、新しい革で、靴底を作り直していきます。
今回は基本的には、靴底を最初の段階で形を決めて作ってしまいます。
グッドイヤーウェルテッド製法のように、靴のウェルトに合わせて靴底を削る場合、荒断ちした靴底を、縫った後削るのですが、今回は押し縁やウェルトの無いマッケイ縫いなので、先に形を決めてしまいます。

ちょっと写真ではわかりづらいですが、こんな感じで接着面の中央部分を荒らします。
今回は押し縁やウェルトが無いので、端まで荒らすことはなく、縁部分をやや高さを残して、中央をへこませるようなイメージで、削りました。
とはいえ、あまり削ると靴底が薄くなってしまうので、ほどほどにです。


で、革の周りを、こんな感じの丸く削れるカッターでぐるっと削り、靴本体に取り付けていきます。

良い感じで、丸いコバになっているかと思います。
今回は、先にコバを仕上げて、靴底を縫っていきます。

こんな感じで、縫ってもらう溝を掘ってから、マッケイ縫いになります。
マッケイミシンは残念ながら持っていない為、業者さんに依頼して縫っていただきます。

で、縫いあがってきたら、カカトを取り付けていきます。
こちらは、カカトの積み上げ部分を取り付けて、削っているところになりますね。
なるべく元の高さ、バランスを再現するように気を付けて仕上げます。

こちらは、取り付けたかかとに色を入れて、磨いているところ。
回転しているのは毛バフなんて言われる、回転するブラシになります。

で、出来上がるとこんな感じ。
側面は縫う前と、あまり変わらないですね(笑)。
一応磨いたりはしてあります。
底面はこんな感じで。
靴の中と靴底を縫うマッケイ縫いは、グッドイヤーウェルテッド製法のだし縫いに比べると、ピッチが荒い感じになります。
足の乗る中底ごと靴底を縫うので、言い方があれですが、あまり細かく縫ったり、何度もオールソール交換をすると中底が傷みます。
そういう意味でもやや粗いくらいで、十分かと思います。

これで、またしっかりガッチリ履いていただくことが出来るかと思います♪
こちらのお修理、16500円、3週間程度のお預かりとなります。

靴底の交換、元のつくりに合わせて、なるべく違和感の無いよう仕上がるように心がけております。
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!