2024年8月5日月曜日

REDWINGのペコスブーツ、靴底を交換しました!

 こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

営業時間 10時~20時
定休日  水曜日
Mail  doekrepair@gmail.com
住所 〒167-0023東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
TEL  03‐5310‐3512

お問い合わせは、電話またはメール、LINE公式アカウントよりお願いいたします。

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遠方のお客様、配送でのお修理も受付しております!
▼配送によるお修理


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さて、当店のある井荻の商店街。

盆踊り、福引大売り出しと夏のイベントが終わり、ようやく一息付けた感じになっております。

私も商店会に所属しているので、なにかとイベントのお手伝いをお願いされるのですが、これがなかなかしんどい(苦笑。

もちろんこの町で商売をさせていただいているのでお手伝いしたいのですが、一人でお店を運営しているとそうそう店を閉めるわけにもいかず。

とはいえ、今回は店を一時的に閉めることもしばしば。

ご迷惑をおかけしたお客さま、いらっしゃいましたら申し訳ございませんでした。

ご理解いただければと思います。


さて、そんなわけで暑い日が続きますが、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!

ブーツですね!
夏のうちに秋冬の靴の修理、素晴らしいと思います!!
形としてはレッドウイングのペコスブーツのような形になりますね。
革の感じが凄く格好良かったのですが、この写真だとわかりません(苦笑。
今回はこちらのブーツ、靴底を交換していきます。
まずは…
本底を剥がしていきます。
中物なんて言われる、中の隙間を埋めているコルクが朽ち果てて概ね粉末状になっていました。
なので、靴底を剥がし、古いコルクを除去。
そして、新しいコルクを貼りこんでいきます。
こんな感じですね。
周りの縫っていた糸も抜いたのでだいぶスッキリ見えます。
以前は練りコルクなんて言われる、荒い粉末状のコルクを接着剤と混ぜて中に入れる作業も行っていたのですが、最近は板状のコルクを貼りこみ高さを整えて削って作るようにしております。
正直なところ、あえて練りコルクを使う必要物ないのかなぁといった形で、現在このやり方に落ち着いております。
この辺りは、他所からの情報や作業性を踏まえて、私の判断で変える場合がございます。
ご了承ください。

で、今回はそのコルクの中物を入れた下に、こんな感じで革のミッドソールを貼りこみました。
そしてもう一枚ゴムの本底を貼って縫い付けていきます。


で、手回しの出し抜い機で一目一目ずれないように、しっかり縫っていきます。

VIBRAMの700番ですね。
ガッチリ縫い付けることが出来ました。

後はかかとを取り付けて、周りを整えれば出来上がりですね。
今回はカカトの高さもあり、底自体も厚みがあるので、特別長い釘でガツンガツン打ち付けていきます。


で、周りを削って整えれば出来上がりですね!


こんな感じで…


ガッチリ厚みも出して仕上げることが出来ました♪


こちらのお修理、17600円、3週間程度のお預かりとなります。

靴の状態や、使うパーツによりお値段前後いたします。

お気軽にご相談ください



と言うわけで、真夏にブーツの修理でした。

秋冬の靴、今のうちに直しておくと安心ですね。

もうしばらくは出番がないかもしれませんが、ぜひご相談いただければと思います。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!