西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです！！
当店の場所ですが、西武新宿線、井荻駅南口を出ていただいて右へ。
改札を出て見上げればすぐわかる、環八の井荻陸橋をくぐっていただきます。
井荻陸橋をくぐるとすぐ、『ハローセンチュリートゥエンティーワン♪』と、陽気なセンチュリー２１のテーマソング？が聞こえます。
そこを、センチュリー２１ソングを聞きながら、左へ進むと、ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております！！
駅から1分程度の場所となりますので、通り過ぎないよう、お気をつけ下さいね。。。
場合によっては、井荻陸橋をくぐった辺りで、当店の黄色いのぼりが見えるかと思います。
若干、破けてますけど（笑）。
皆様のご来店、お待ちしております！！
さてさて、昨日今日と、夏のような陽気で蒸し暑いですね。
当店ではもう、すっかり蚊取り線香が手放せなくなりました。
近所の児童館の裏の公園のところにも、『蚊に刺されないように気をつけてください！』との貼り紙が。
そんな無茶なと思いますが、蚊が媒介する病気は、去年ドーンときたデング熱はもちろん、マラリアやフィラリア、黄熱病なんかもあるそうですね。
なんとなく、夏の風物詩くらいの印象でしたが、海外ではたくさんの人が感染してしまうとのことです。
概ね、熱帯のような気候が続くので気をつけたいですね。
さてさてさて。
そんなこんなで、狭い店内若干、蚊取り線香の匂いが充満しておりますが、本日もお修理のご紹介！
こちら、このシャープなルクックスで、メイド・イン・ジャパンの『42ND ROYAL HIGHLAND 』のシングルモンクシューズになりますね！！
靴底はというと・・・
糸が見えないように仕上げることで、デザイン的にスッキリシャープに見えることはもちろん、摩耗により、糸がすぐ切れてしまうことも防ぐことが出来ますね。
ちなみに、この２色に塗り分けられている、衣装は半カラス仕上げなんて言ったりします。
で、もう一つ特徴的な所で靴の中
赤で囲った部分ですね、中底の周りぐるっとなのですが、点々があるのがお分かりになるでしょうか？
こちら、靴の吊りこみと言って、アッパーの革を木型に合わせて引っ張りこんで固定していった時の跡になります。
だからなに！？？ということにもなりますが、これ、手で釣り込んだあとになりますね。
ウエルトを取り付ける部分や、アッパーの釣り込みも手作業で行っているこだわり仕上げかと思います。
もちろん、機械で行う吊りこみや、ミシンでウェルトを縫い付けるグッドイヤーウェルテッド製法が悪いといっているわけではないですよ！！
ですが、なんというか多くの部分を手で手間をかけて作っているという、こだわりですよね！
そんなところも楽しめる靴かと思います！！
話がマニアックな上に長いですね（笑）。
で、今回は何をするかというと・・・
このブログでも何度かご紹介している、トライアンフのトゥスチールになります。
上が、仕入れたそのままの形ですね。
で、下がこの靴に合わせて、荒く形を合わせたものになります。
その説明はまたあとで。
まずは、スチールの角度に合わせて、靴の底を削りこんでいきます。
で、その部分に仕入れたままのスチールを当てると・・・
固定してから削っても良いのですが、最近固定する前に荒く形を整えるようにしております。
固定してから削ると、どうしても金属パーツなため、想像を超える熱が起こります。
で、ネジで固定するのですが、場合によっては、ネジが熱せられて、靴底の革が焦げてしまいネジが効きにくくなってしまうと考えたから。
ですので、取り付ける前に、おおまかに形を整えてから取り付けていきます。
で、出来上がりはこちら！！
これで、レザーソールの弱点とも言える、つま先の摩耗対策がバッチリ出来ました！！
こちらのお修理、３２４０円。
お時間、最短１時間程度いただきます。
こちらのトゥスチールの取り付け、基本的にはレザーソールでの対応となります。
ゴムソールでに物理的には不可能でないのですが、ゴムにネジをうつ作業自体が、あまりしっかり固定できる印象が無いため、お勧めしておりません。
恐れ入りますが、ご了解ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております！！
