西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!
井荻駅南口を出ていただいて、右へ。
環八側道沿いのドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から1分足らずの場所なので、通り過ぎないようにしてくださいね!!
水曜日定休、10時から20時までの営業となっております。
配送でのお修理もお受けしております!
メールをに写真を添付していただけると、お見積りもご案内出来ますので、お気軽にご相談ください!
さてさて。
今日は若干晴れ間が出ているでしょうか??
湿気が多い季節は、カビがでやすい季節。
特に、しまっている靴、気をつけてくださいね。
私も、自宅の靴にカビが出た!なんて事、何度かあったり致します。
あの絶望感ときたらもう・・・。
普段履いている靴はそうでもないんです。
しまっている靴、要注意ですよ!!
さてさてさて。
というわけで、本日ご紹介するのはこちら!!
サービスシューズになりますね!サービスシューズとは、ひらたく言えば軍人さんに支給されるドレスシューズのことです。
で、こちらはド定番のアメリカのサービスシューズ。
底を見ると・・・
ラバーソールですね。
取り立てて、土踏まずもくびれていませんし、ライニングもピッグスキンです。
80年台前半と聞いております。
あ、これ私物です。
ちなみに、さらに古くて、第二次大戦当時のものなど、格好良いのは大いにわかります!!
ですが、傷つけてしまわないか、革が劣化しないか怖くて履けません(持っていないですけど)。
それに比べて80年台のサービスシューズでも、がっちりグッドイヤーウェルテッド製法で仕上げられておりますし、ウェルトも革で底の交換も心配なし。
ましてや軍人さんが履く靴なので遠慮無く履いても大丈夫なんじゃない!??
そんなこんなでヘビーローテになる!と思ったのですが、意外に履かず、靴底もほぼ減っていない様な状態でした。
で、改めて見ると状態の良さに一瞬ためらったのですが今回は・・・
カカト、取りまーす。
靴底外しまーす。
中のコルクも綺麗な状態ですね。
概ね傷んでいる様子もありませんが、なんとなくコルクは少し補充しました(笑)。
で、今回は3ミリ程度のゴムのミッドソールを取り付けます。
ミッドソールの周りを削っているところですね。
で、取り付け完了すると、こんな感じ。
靴底が付いていいないので変な感じですね(笑)。
で、これをしっかり縫い付けてもらうと・・・
こんな感じで、しっかりバッチリ、出しぬいがかかりました。
元々のウェルトの穴も外さず綺麗に仕上がっております!!
ここに今回は・・・
先日ブログで、白を紹介した、ビブラムの9105番を取り付けていきます!!
スポンジと、ゴムの間くらいの印象の素材になります。
絶妙なクッション性と軽さが魅力の新商品。
深い溝が、返りを良くしています!!
なんてセールストークを話すのですが、自分で履いてみないことにはなんとも言えないじゃないか!!というわけで今回これを取り付けます(笑)。
目一杯しっかり、圧着した後、周りの余っている部分を削り落とすと・・・
出来ました!
いかがでしょう?
真横から見ると、最大の特徴の深い切れ込みがよくわかりますね!
ガシガシ履けるであろう、サービスシューズがさらに軽快に履けそうな雰囲気に変わりました!!
見た目にも若干カジュアルさは出るものの、元がサービスシューズなので重厚感ありますね。
レッドウイングのポストマンっぽい仕上がりになりました!!
こちら、ビブラム9105、10800円、ミッドソール出し縫い2160円いただきますので、12960円となります。
期間が概ね2週間~3週間
実際はいてみましたが、やはり圧倒的に軽いです。
返りの良さに関しては、元々サービスシューズのため、元と同じくらいの返りの良さがキープ出来ている印象です。
ビブラム4014などの厚いソールを付けるよりは、返りが良いという感じで受け取っていただけるとわかりやすいかと思います!
なんだか、これ、ちょっと良いんじゃないですか!??
サービスシューズ、ちょっとカジュアルに履きやすく、なんて思っている方!オススメですよ。
いないとは思いますが、40年台や50年台のサービスシューズはお断りするかも知れないので、ご了解くださいね(笑)。
ガシガシ履いても惜しくない!??80年台以降のものでお願いします(笑)。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!