2016年12月12日月曜日

カカトのすり減りのお修理!!

皆様こんにちは!!

杉並区、上井草の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
次の水曜以外のお休みは年末年始の予定です!

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc




先日もご案内いたしましたが・・・
12月28日(水)~1月4日(水)までの8日間、 お休みさせていただきます。

過去にない大型連休となっております。
オールソール等、時間のかかりがちなお修理は、年明けのお渡しとなりますので、お気を付けください。


と、いうわけで、早いですねー、もう12月も半ばに差し掛かろうかとしております。
私はというと、ちょっと走ると肉離れを起こし、師でもないので、師走なんて関係なさそうなものですが、なかなかどうして、めいっぱい忙しくなっております(笑)。 
本当はもう少し、こちらのブログを更新したいのですが、リアルに時間がございません。
丸井様のコラムの納期が近いからですね。
しかも今月は6本。
過去にない、大盛況でございます!!
もちろん、靴修理も山ほど承っており、てんてこ舞いでございます。
ありがたい限りでございます!!

というわけで、土日が終わって、なんとなく一息つく月曜日にブログ更新です(笑)。


こちら!!
 メンズのローファーになりますね!!
で、後ろから見るとこんな。
 向かって左側が、斜めに削れてしまっております。
で、こちらの靴、靴底が爪先から、カカトまで一体化のタイプ。
かかと部分のゴムが、一枚剝がせるような、つくりではありません。

そんな時は・・・
 こんな斜めの傾斜板を使って、すり減りを継ぎ足していきます。

靴面と、傾斜版がピタッと着けられるように、表面を削って整えます。
こんな感じで、合わせてみて、ピタッと隙間なく当てられればオーケーですね。


 そして、これまでですと接着剤を塗っていくのですが、その前に。

話が変わりますが、私、先月、接着剤メーカーと材料問屋さんが行ってくれた、接着剤の講習会に参加してきました。
これまで、当たり前にやってきた接着の作業に関しても、考え方が間違っていた部分があったり、知らないことがあったりと、もろもろ非常に勉強になりました。

で、最近は今まで以上に、しっかりとした接着が出来るように、作業工程を一部変更しております。
ざっくり言うと、接着剤をつけるための接着剤を使いましょうよ!!ということ。
心の中では、接着剤一つだけでちゃんと着いてよ!!と講習中に叫んでおりましたが、それでも、接着剤の接着剤を使ったほうが確実に接着力がアップするということで、作業工程を完全に一つ増やして、対応しております。
それが・・・
こんな感じで、プライマーという溶剤を塗布します。
もれなくすべてのゴムに!!
・・・いや、漏れる場合もございます(笑)。
時間を短縮したいときは、これまで同様、接着剤のみで仕上げる場合もございます。
これまで、極端に剝がれるなどの問題は起きていないかったので、ご安心ください。
ただ、よりしっかりとしたお修理をするために、ワンクッション入れるイメージです。

で、このプライマーという接着剤の接着剤を塗布して・・・20分程度?放置します。
放置というか、乾燥させます
そして・・・
いつもの見慣れた接着剤ですね。
こちらも、おおむね、20分は放置。
この段階で、接着剤を乾かすだけで、40分が経過しております。
圧倒的に時間がかかるようになり、かつ、プライマーを使うということは・・・。
時間とコストが増しました!!
なんてこった!!!
講習会に出て、結果時間とコストが増す・・・。
なんてこった!!!
大切なので、二回言いました(笑)。

ですが、より良いお修理を提供するのが私の仕事なので、できる限りのことはやらせていただきます!!
もちろん、お値段据え置きで(笑)!!!

・・・今のところ据え置きで
で、材料と本体の靴も接着面を温めて、熱活性。
この作業もやんわりしか行っていませんでしたが、キチッとやったほうが良いということなので、律儀に行います。

で、圧着。
ハンマーだったり、圧着機を使って、しっかりがっちり接着していきます。

で、ここでまた、新しい情報?なのですが、まあ、薄々していたのですが、ギュッと圧着した直後は、完全に接着力が発揮されておらず、剝がれやすい、そうです。
で、完全に接着力が発揮されるのは1週間程度あと。
・・・
・・・
・・・!??
1週間!??

靴修理屋的には衝撃の事実です。
翌日でも75%程度の力は出るとのことなのですが、100パーセントを求めるならば、1週間はおいてください!とのことでした。
・・・いや、無理。
というわけで、出来ればお修理した靴、翌日以降に履いてくださいね(笑)。
で、その場でお直しするような場合は、初期接着力の強い、別の接着剤を使用しますので、ご安心ください。
いただいた、お時間と、修理内容によって、適材適所の接着剤を利用していきます。

とはいえ、長く置いたほうが接着はより強力になるのは間違いないようです。
参考までに。


そして・・・
後はいつも通り、接着した材料をグラインダーで、削り整えていきます。



出来が上りがこちら!!
ちょっと、光が強くて、ずるい感じですが、目立たなく仕上がっているかと思います(笑)。
靴底はこんな感じですね。
 こちらは、翌日以降のお渡しにさせていただいているので、しっかり接着力も発揮しているかと思います!!

こちらのお修理、紳士靴、コーナー補強、1944円いただいております。

最短は、30分程度。ですが、がっちりしっかり行くなら、翌日以降のお渡しが安心です!!


そんなわけで、特に半張りや、今回のコーナー修理など、釘で補強せず、接着だけで張り付けるようなお修理の場合、これまで以上に慎重に作業を進めております。 
これまでより、長めにお時間を頂戴する場合がございます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
もちろん、その場でのお修理も、できる範囲、できる限りの対応はさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!