2017年7月1日土曜日

Louis Vuitton(ルイヴィトン)のショルダー紐が切れた!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!

10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc


6月も終わり、2017年も、あっという間に折り返し。
早いですねー、ちょっと怖くなる勢いです(笑)。
というわけで、これから2017年後半戦も、元気に丁寧にお修理をしていきますので、引き続き当店を、よろしくお願いいたします。


はい。
というわけで、今日ご紹介するのはこちら。
 ルイヴィトンのショルダーバッグになりますね!
モノグラムのお修理、非常に多くなっております。

で、今回はというと…
 ちょっと写真がわかりづらいですが、ショルダー紐の一番下の金具に縫い付けてある部分が、革が劣化して切れてしまいました。

紐の付け根革が切れる事が比較的多いのですが、やはり紐側も劣化すると切れてしまいます。

で、こんな時は。
 左下からに見えるのが元々の、紐ですね。
こちらの痛んでい部分を切り取ってしまいました。
この時切り口を斜めに切って、新しい革を付けたときの段差が、出来るだけ無くなるように処理します。
右上から見えるのが、新しい革です。
こちらも、同じく切り口を斜に切ってあります。

で、斜めに切ったところに接着剤をつけて、しっかりと圧着すると…
こんな感じ。
途中から次いであるのがお分かりになるかと思います。
この段階で、紐の両側に、ネジネンという道具でしっかり線を引いておきます。

もちろん裏表、2枚の革が重なって紐が出来ているので、同じ場所で継がないように裏側の革も同じ処理をします。

で、オリジナルの紐には芯が入っていないのですが、強度のことも考えて、紐の中に伸び止めのテープをしっかりと仕込みます。
これは、革を二枚重ねてしまうので、完全に見えなくなります。
ご安心ください。

 この黒いのがテープになります。
で、これをバッグの金具のところに取り付けると・・・

 こんな感じ。
もちろん、できるだけ近い黄色の糸で縫ってあります。
基本的にはルイヴィトンのショルダー紐の内側はこの写真と同じような継ぎ目があるかと思います。
その継ぎ目が新たに外側に一か所出来るようなイメージをしていただけると、わかりやすいかと思います!
これでまた、しっかり使っていただけるかと思います!!

ショルダー紐、部分補修、1620円~となっております。
今回の付け根の部分くらいの長さですと、片方1620円となります。
ちなみに紐を丸っと作り替えると、8640円で承っております。

ショルダーバッグ、紐が取れてしまうと困りますよね、かといって使い慣れたものは諦めきれないかと思います。
そんな時は、ぜひお気軽にご相談くださいね!
出来る限り元と近い形でお使いになれるよう、お直ししております!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ちしております!!