2018年1月15日月曜日

ビンテージ靴に、ビブラム2333番!!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1

さてさて、一月も真ん中にやってきましたね!
さすがにお正月ボケも抜けてきたところでしょうか?
私は、お正月太りから抜け出さなくてはと、奮闘中でございます。
…おそらくこれは3年前くらいのお正月太りの気もしますが(笑)。

というわけで、ひもじい思いをしながら、今日も元気に靴の修理のご紹介(笑)!!
こちら!!

 ちょっと変わった、外羽Uチップの靴になりますね!
ビンテージ感が漂います!!!

で、今回はこちらをどうするかというと…
 こんな感じで、レザーソールなのですが、やはり摩耗が心配なのと、どうしても滑ってしまうということで…

 こちら、ビブラム2333番を取り付けていきます!!
これぞビブラムっていう模様ですよね。
普段つけるハーフラバーに比べ倍以上の厚みがあるため、耐摩耗も抜群かと思います!!

で、まずは貼る部分をフィニッシャーで荒らして、接着剤を塗りこんでいきます。
こちら塗った画像。
 白っぽく光っている所と、光っていないところがあるが、お分かりになりますでしょうか?
これ、一度接着剤を塗って、乾かした状況です。
革は接着剤を吸い込むため、接着はかなりしやすい素材になります。
ただ、この場合、吸い込みすぎてしまって、革の表面にあまり接着剤が出てきていない状況。
ですので、革の場合、一度接着剤を塗って、20分程度乾かしてから、もう一度接着剤を塗ります。

で、2度目塗って乾かすと…



 こんな感じ。
全体に色も濃くなり、表面にしっかり接着剤が出てきているのが、お分かりになるかと思います。
塗る→乾かす(20分)→塗る→乾かす(20分)。
ここまでで、最低でも40分程度かかることになります。
もちろん、お急ぎの場合、乾燥機を使って何とか早く乾かしたりといった工夫はするのですが、それなりに時間はかかります。

で、材料側にも同じ処理をして、乾いた接着剤をヒートガンで、しっかり温めて、ガッチリしっかり圧着していきます。

ここも重要ですね。
乾かしたものを温めてから、圧着。
塗って、ネチャネチャした状態で、ギュッと着けるのとは手順が違います。
乾かしてから、温めて、圧着。
重要なので、二回言いました(笑)。

 で、あとは余っている養分な部分をカッターでカットして…
 フィニッシャー周りを削って仕上げていきます。

そうすると…
 こんな感じ!
重厚感がありますね!
これでしばらくの間は、摩耗を気にせず、滑る心配もかなり軽減されるかと思います!!

こちらのお修理、3240円。
出来れば、翌日以降のお渡しにさせていただけると、安心です!!

というわけで、ハーフラバーにも何種類かご用意がございます。
靴によっては、薄いもの、逆に今回のように厚めのものが良かったりする場合もございます!
お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお祈り申し上げます!!