2018年4月12日木曜日

レザースニーカーのスベリ革修理。カカトの内側補強。

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1

昨日は定休日ということで、午前中に買い出しを済ませ、ちょっと車で遠出をしてみたりなんかしておりました。
あまり、車の運転自体は得意ではないのですが、だいぶ慣れて普通に運転しているのですが、運転自体は良き帰りで2時間程度でしょうか?もう少しかな。
じわじわと腰痛が(苦笑。
久しぶりに腰の痛みで夜目が覚める惨状でした…。
運動不足だったり、体重のさらなる増加だったり、よろしくないですね。
また少しづつでも運動をして、体力をつけていかなくてはと、痛感致しました(笑)。


さて、そんなわけで、久しぶりにコルセットを付けて姿勢が良い状態で仕事をしておりますが、今日も元気にお修理のご紹介!!
こちら!

 レザースニーカーのような作りの靴になりますね!
革靴のイメージのほうが強いでしょうか??
で、こちらが…
 こんな感じで…
 ライニングの履き口部分が破れてしまっております。
どうしても、カカトの内側は、脱ぎ履きなどで、擦れる場合が多いので、摩耗してしまいます。

そこで、今回ご用意したのがこちら。
 ライニング用のピッグスキンをこんな感じでカットして用意いたしました。

で、これを縫い付けていきます。
 今回は、履き口に縫い目が無いため、外側に革を縫い付けて、ぐるっと内側に巻き込んでいくような方法で、お修理を進めていきます。
このやり方をする場合、どうしても内側に入れ込んだ時、内径と外径の差が出る為、しわが寄りがちになってしまいます。
なので、上の写真のように、人差し指で押さえながら、なるべく、内径と外径の差が出ないように、むしろ外側に貼った革のほうが短い距離になるように意識しながら縫っていきます。

で、縫い終わったら、接着剤を付けて、いつも通りしっかり乾かしてから、内側に巻き込み、なるべくシワが入らないように、接着していきます。
 こんな感じで、ギュッギュ、ギュッギュ抑えながら貼り込んでいきます。

で、貼り終えた感じがこんな形。
 今回はほぼ、シワもなく綺麗に張ることが出来ました。
正直、もう少しシワが入ってしまう場合もございます。


で、あとはインソールを入れて固定すれば出来上がりですね!
 こんな感じで仕上がります。

 布のライニングに対して、今回はピッグスキンの革を当てているので、素材として違和感がありますが、色合いも近いので、履いていただければ、ほとんどわからないかと思います。
 後ろから見ると、こんな感じですね!

こちらのお修理、3240円。1週間程度いただきます。
スベリ革修理なんて言われるお修理になりますね!
近い革が無い場合は、探して仕入れることになるため、時間がかかる場合もございます。

スニーカーのようなタイプにかかわらず、カカトの内側は摩耗して、ライニングが傷んでしまいがちです。
革靴や、パンプスでももちろん、同じような作業が可能です!
是非お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!