2020年6月7日日曜日

Crockett&Jonesの革靴に、ハーフラバー&トゥスチール!!

んにちは!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さてさて、新型コロナウイルスのニュースが、相変わらず飛び交っておりますが、私、感染はしておりませんが、しっかりコロナ太りを患っている気がいたします。
第三成長期の到来です。
恐ろしいですね。
膝腰背中と負担が増しましでございます。
絶賛痩せる痩せる詐欺中でしたが、そうも言っていられない状態になりつつあるので、覚悟を決めないといけないかもしれません…。

さて。
そんなわけで、やや巨大化が進みつつ、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
 クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)の内羽根ストレートチップですね。
もうそれこそ、説明もいらない、良い靴です。
イギリス製の良い靴。
はい、良い靴です(笑)。

で、こちら。

 レザーソールですね。
いわゆる革底。
格好いいですよねやっぱり、土踏まずのところがキュッと絞られていてセクシーです。

で、今回はこちら、レザーソールのままだと、滑りやすかったり、摩耗にも弱かったりという事で、ハーフラバーとトゥスチールを装着していきます。

 まずはこんな感じで…
 ハーフラバーを取り付ける境目をカッターを使って決めていきます。
今回は、お客様のご要望もあり、直線ではなくカーブした感じに。

で、接着しやすいように表面を削りました。
もちろん、そこを縫っている糸を切るほどは深く削りません。
削るというよりは、つるっとした表面を荒らしたイメージですね。

そして、ここに接着剤をしっかり擦りこんで?乾燥。
材料のほうも、プライマーを塗布、乾燥、温めていきます。
 こんな感じで、ヒーターの中で温めます。
自作のヒーター、熱くなりすぎる為、ライトの直下には材料を置けない残念な感じです(笑)。

で、しっかり乾燥、温めたら、材料を取り付けて圧着。

 圧着機でドスン!

ある程度形を整えたら、スチールをはめ込む部分のハーフラバーを切り取ります。
 こんな感じですね。
で、ここにトライアンフのトゥスチールをネジで固定していきます。
 しっかり固定が出来たら、トゥスチールの余分な部分をけずり、整えます。
 で、出来上がるとこんな感じ。
良い感じですね♪

これで、いくらか滑りづらく、耐摩耗性はかなりアップしたかと思われます!
こちらのお修理、トゥスチール3300円。ハーフラバー2420円となります。
出来れば、翌日以降のお渡しだと助かります。

というわけで、どんなに良い靴でも、靴底に関してはある意味消耗品になります。
今回のように新品のうちにしっかり補強をしておくと補強した材料の交換で長く履くことが出来るかと思うので、おススメです。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!