2021年5月14日金曜日

ALDENのローファーに、ロードハーフソールを装着!!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さてさて、新型コロナウイルスのワクチン。
いよいよ始まったようですね。
高齢者のかたからの様ですが、早速早い者勝ちみたいな嫌な感じのニュースが流れておりました。
私はまだ先なのかなと思うので、慌てず引き続き、マスクと手洗いをかかさず、生き延びようと考えております。


さて、そんなわけで、5月も半ば、今日も原意にお修理のご紹介。
こちら!!
ALDEN(オールデン)のローファーになります。
オールデンと言うと、コードバンのイメージですが、こちらはカーフ。
もちろん、しっかりしていて良い感じですね。
まさに唯一無二の存在感でございます。

で、こちらが・・・
かかとはこんな感じで、ゴムの10ミリ厚程度のものがついておりましたが、かなりすり減ってしまっておりました。
同様にハーフラバーもだいぶすり減っております。

ということで、今回はこちらのヒールと、ハーフラバーを交換していきます。
もちろん、ハーフラバーに関しても、復数回の修理が可能となっております。
すり減ったり爪先がかけてきてしまった歳は交換してくださいね。

まず、かかととハーフラバーを剥がしました。
余談ですが、つま先部分、トライアンフのとぅスチールをつけたであろう跡が残っていますね。
スチールをやめてハーフラバーにしたということは・・・カチカチ音が気になったのでしょうか。

で。
次に。
今回ご用意したのがこちら、メイドインイタリーのハーフラバー。
知る人ぞしるcasali社のハーフラバーになります。
こちら、TPU、サーモプラスチックポリウレタンでできており、粘りもあり磨耗にも強いそうです。
正直なところ、ウレタン系の材料は接着しづらく作業上あまり好きな素材ではなかったのですが、この段階でプライマー処理もされており、比較的、私どもとしても扱いやすいしようになっておりました。
また、ウレタンと言うことで、劣化が若干心配でした。
ただそちらも、この素材のハーフラバーが出回り初めてからしばらくたちますが、他所のお店で使った情報を聞いても、全く問題ないとのことで当店も取り扱いを始めた次第でございます。

説明が長くなりましたが・・・
取り付けかたはいつもと同じですね。
接着剤を靴、材料両面に塗布し、乾燥後、温めます。
こちらは、乾燥機で温めているところ。
乾燥機といっても、一斗缶に赤外線電球をぶら下げたお手製です(笑)。

で、圧着機でガッチリしっかり圧着。
ハーフラバーは接着のみなので、ガッチリしっかりです。
あとは回りを削って整えれば完成です。
出来上がりがこちら!!
かかとはメイドイン、イングランドのダイナイトヒールを取り付けました。
ダイナイトソールや、ビブラムの2055番と対にしやすいパターンになります。
厚みも2ミリとやや厚めでしっかりとした印象。
いいんじゃないでしょうか!??
こちらのお修理、ロードハーフソール2640円。
ダイナイトヒール3520円となっております。
在庫があれば当日のお渡しも可能です。

久しぶりの新素材、ロードハーフソール、人気が出る予感がいたしますが、どうでしょうか??
是非お試しくださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げて降ります!!