2021年8月29日日曜日

Aldenのチャッカブーツに、裏ハトメを取り付けました!

こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek


さて、蒸し暑い夏らしい日が続きますね。
大雨が続くよりは、よっぽいど良いですが若干疲れてきております(笑)。
夏バテなのか、コロナ疲れなのかわかりませんが、体調には気を付けていきたいですね。

さてさて、そんなわけで、若干からだが重いですが、気持ちだけでも元気のお修理のご紹介、こちら!!

Alden(オールデン)のチャッカブーツになりますね!!
もう、泣く子が黙りますね!!
馬のお尻の革、コードバンを使ったブーツになります。
チャッカブーツってそもそも何なのか、少し調べてみましたが、意外に諸説あって定義づけされていないようですね。
馬に乗ってやる、ポロ競技由来らしいですが、かといってポロをやるときはジョッパーブーツのような、乗馬用の靴を履くので、競技用の靴ではないような。
とはいえ、スポーツ由来のややカジュアルなデザインに分類されるようです。

ちなみに近い形の、ジョージブーツや、デザートブーツはイギリスの軍用ブーツからきているので、全然別物になるようです。
なかなか難しいですね!

というわけで、今回は、オールデンのチャッカブーツ。
こちらが別段壊れた利しているわけではないのですが…

こちら靴紐を通す裏側。
勿論全然問題ないのです、ハトメ等の補強がない仕様となっておりました。
で、今回はこちらにハトメを付けていきます。。。

というわけで、まずは羽根の周りの縫い目をほどきます。
チョキチョキチョキと。
で、靴の靴紐部分に使われるハトメは、外側からも見える外ハトメと、裏地にのみつける裏ハトメなんていう2種類が主なものになります。
今回は、外側からの見た目は変わらない、裏ハトメをチョイス。

こんな感じで、うちぐでハトメを打ち付けていきます。
台金を当てて、ハンマーでガツンですね。

で、取り付けるとこんな感じ。
まるで鳩の目のようですね?

で、元の縫い目を折って、開いたところを縫いなおしていきます。
一目づつ縫い目をはずさないように慎重に。

これで、完成ですね。
ミシンの縫い目もほぼ縫いなおしたのがわからないかと思います。
これで、革部分が擦れて摩耗するのが、補強できているかと思います!

こちらのお修理、ハトメ8か所、1か所目が550円、2か所目以降が220円で承っているので、2090円。
解いて縫う作業がある場合、範囲にもよりますが、今回は1100円いただいているので、トータル3190円いただいております。
期間は概ね1週間となります。


見えない部分ですが、きれいなうちに補強しておくのもありかと思います!
是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!