2022年9月9日金曜日

YANKOのレザーソールを、半分交換しました!

こんにちは!

靴・バッグの修理、合鍵作成の店doek(ズック)です!!
井荻駅南口、改札を出て斜め右側、環八側道沿いにあるお店です!
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さて、ニュースで知ったのですが、八重洲ブックセンター本店が3月に営業終了するそうですね。

井荻も当店が出来た当初は井荻書店がありましたが、残念ながら今はなくなってしまいました。

本屋さん、割と好きなのですが、やっぱりスマホやタブレットで読めるほうが便利だったり、買いに行かなくてもネットで注文できてしまったりと、難しいのかと思います。

当店のような靴の修理は、一足づつ状態が違ったり、都度つどやり方が変わったりと、今のところ、AIやロボに取って変わられることはないかと思いますが、それでもいつまで出来るか心配だったりします。

とはいえ、何とか何とか、生き残ろうと企んでおりますので、皆様、引き続きよろしくお願いいたします!



というわけで、今後のことを考えると不安が付きませんが、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!

YANKO(ヤンコ)のストレートチップになりますね!
ちょっと写真が暗くて見づらいでしょうか…。
スマホを機種変更したら、今一つカメラが使いこなせておりません。
しばらくブログの写真が見づらいかもしれませんが、慣れていくのでしばらくお待ちください(苦笑。

で、こちらが…
こんな感じ。
レザーソールにハーフラバーを貼って補強してありましたが、穴が開いてしまい、中のレザーソールも無くなってしまっている状態に。
どちらかというと、靴底が擦り減って穴が開いた状態で、そのままハーフラバーを貼ったのかもしれませんね。

今回はこの靴底のつま先側を修理していきます。

まずは。
つま先側の靴底を剥がして、切り取ってしまいました。
中のコルクはこんな感じで割れて崩れておりました。
今回はこちらのコルクも除去、詰め直していきます。
こんな感じでコルクを取れるだけ取ってしまったら…
新しいコルクをみっちり詰めます。
当店では板状のコルクと、練りコルクなんて言われる、崩したコルクに接着剤を混ぜて固めるようなものを使っております。
今回はほぼ、板状のコルクで問題ありませんでした。

そしてソールはこちら。
写真だと、ただの茶色い板ですね(笑)。
こちら、イタリア産の、「ダークダニ」なんて言われる、靴底用の革になります。
イタリア製の、丈夫なオークバークになります。
普段使っている革が特別弱いなんてことはもちろんないのですが、オークバークに関しては、やはり革の密度が高い感じで単純に硬いです。
レンデンバッハや、ベイカーのオークバークに比べると、若干柔らかい気もしますが、通常使っている革に比べると段違いです。
噂では3倍程度、長持ちするとか…。
これ噂です(笑)。
私の体感だと、1.5倍程度かと。
とはいえ、1.5倍程度はすり減りにくいとしたら、抜群ですよね。

で、こちらを。
こんな感じで、継ぎ目に段差が出ないように斜めに漉いてから、ガッチリしっかり接着していきます。

色が気になるかと思いますが…
表面を削ると通常の革底と同じ感じです。

で、縫い糸が直接、地面に付かないよう、溝を掘ってから靴底を縫い付けていきます。
割と縫い目が、外側ギリギリの個所がありましたが、そこは当店自慢の手動だし縫い機。
時間はかかりますが、元々のミシンの穴を1つづつ狙って縫えるので、何とかなります!

で、あとは周りを削って整えていきます。

もちろん、ふまず部分は、切り口が丸くなる丸コバカッターを使って仕上げます。


こんな感じ。
今回は、ミシンの縫い目が見える仕様にさせていただきました。

実は当店のだし縫い弱点が。
現状、ミシン目を隠すヒドゥンチャネル(ふせ縫い)が出来ません。
1つは革を起こすのが下手なこと。
もう一つが、アッパー側から縫うにあたって、開いた革がミシンに当たると顕著にずれるため、危ないのが理由になります。
当面は私がしっかり練習して、フラットかつ、深めに革を起こせるようになるしかないかと思っております…。

で、今度は表面をなるべく均一に染めいていきます。
薄めの染料を重ねて重ねて…
ワックスを乗せて仕上げていきます。

出来上がるとこんな感じ♪
良いですね!
丸コバ部分も、ある程度きれいに決まりました。
普通に見たら、継ぎ目もわからないかと思います。
手に取って、まじまじと見ればわかります(笑)。
ツヤ感も良いですね!
こちらのお修理、9900円いただきました。
ちなみに、ダークダニを使わず、レギュラーの革底を使う場合は、7700円となります。
通常2週間程度のお預かりになります。

イタリア製、ダークダニのオールソール交換も承っております。
前半分だけでなく、カカト含めた全体交換は18700円。
ちなみに、イギリス製のベイカー社オークバークは、22000円となります。

レザーソールも実は種類があったりします。
是非お気軽にお問い合わせくださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2022年9月6日火曜日

Louis Vuittonの財布、角の擦り切れ補修。

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さて、早いですね、もう9月。

秋です!


さてさて、修理の前に少しだけ…。

当店のマニア?の方ならお気づきかと思うのですが、当店のHPのここ!


商標登録出願中!


さかのぼること昨年末、実は私、当店の屋号「doek」(ズック)の商標を取ろうと企てはじめました。


諸先輩方から、同じ名前のお店があるけど大丈夫!??と情報をいただき、調べたところ、確かに同じ屋号のお店が。

正直なところ、当初はあまり気にしませんでしたし、商標について詳しくもなく、当店のような、細々とやっている個人店には、関係のないところだろうと思っておりました。


が、いろいろ調べたところ、いざ他の会社?人?が同じ「doek」の商標を取得した場合、私に「オイオイおーい!!」と言うと、こちらは「doek」の名前が使えなくなるとの事。

それでも、まぁ「高見靴修理店」(私、高見と申します)でも、「井荻靴修理店」でも良いかな、くらいに思っておりました。

危機感の欠如です(笑)。。


ですが、冷静に考えると、当店の屋根のテント看板や、印刷物、レジに登録してある名前まで、軒並み変更を余儀なくされるそうで。

…屋根のテントの作り替えや、レジをいじる、印刷物関係一新などなど考えると、手間はもちろんのこと、20万、30万程度の出費では効かないぞ!??

と。

金額をざっくり考えた時点で、やばいのか!??

と気が付きました(笑)。


で、さらに調べたところ、商標は完全早い者勝ち。

怖い!!

これは対策をせねば!!

というわけで、今度はさらに商標について勉強。


一般的な名称は、商標が取れない。

うむ。

「ラーメン」とか「靴修理」とかで、商標を取ってしまったら、軒並み他所を駆逐出来てしまいますからね。

当然の配慮かと思います。

doek(ズック)…微妙。

わからないことは専門家に聞いてみよう!ということで、とりあえず、ネットで検索した弁理士さんのいる特許事務所に見積りがてら相談。

何軒か聞いたところ、弁理士さんによって見解が違うことが判明。

「ズックは一般的な名称だから、取れないし、取られることもないから、気にしないで大丈夫!」

という、なんだか良心的な弁理士さん。

逆に「取れますよ、文字列、ロゴ、区分はいくつ取りますか!??」とグイグイ来る弁理士さん(笑)。

前者の弁理士さんの方が、良心的だし、グイグイ売り上げを取りに来る感じもなく、好感度がありました。

ですが、ですが、待て自分!!

やり手のグイグイ弁理士さんが、どこかの会社にいて、「doek」の商標を取得されてしまうと、まずいんじゃない!??


というわけで、可能性があるなら、半分ダメもとで進めてみようと。

特許庁に何度か行くなどの手間を考えると、弁理士さんにお願いしても、イメージよりはお高くないこともあり、今回は弁理士さんに依頼。


すでに商標を取られていないか、他所からの出願がないかも確認が取れ、GO!

この段階でも、「doek」が商標として登録できるかは未定でした。

…不安。

で、この段階で、概ね12ヶ月くらいかかりますとの事。

…長い。


けどまぁ、他が出願していないなら、慌てることもないかとの事で、のんびり待つことに。

ちなみに、弁理士さんに?追加の料金をお支払いして、決定が速くなるコースもあるとの事でした。


で、待つこと(半分忘れていた)7ヶ月程度。

当初の予定より、早くに連絡が。

なんと?「doek」問題なく認められたとの事!


で、先日、「商標登録証」が送られてきました。



ドスン!

おめでとうございます、ありがとうございます。

若干余白が多いのが気になりますが、無事「doek」の商標を獲得することが出来ました!

ちなみに、靴修理だけでなく、家具の修理、傘の修理、洋服の修理屋さんなどでも、「doek」の屋号は、私が「オイオイおーい!!」と言えば使えなくなるようです。


ラーメン屋さんとか、電化製品屋さんでは「doek」使えます。

使わないでしょうけど(笑)。

これが所謂「区分」になり、ラーメン屋さんや、電化製品屋さんについても使えないように出来るのですが、その分お金がかかるのでやりません(笑)。


商標を取ったからと言って、基本的には私は、攻撃するつもりはございません。

当初から、商標は防御するためものものと、認識しているからですね・・・今のところ(笑)。

すごい勢いで、全国展開し始めて、業界で覇権を取るような「doek」が現れたら、私、牙を剥くかもしれません(笑)。


はい!

というわけで、個人店にはオーバースペックな、「商標取得」のお話でした(笑)。


思った以上に、話が長くなってしまいまいしたが、お修理のご紹介、行ってみようと思います。

こちら!!




Louis Vuitton(ルイヴィトン)のお財布になります!

ルイヴィトン、さすがに説明はいらないと思うので、お修理を進めます(笑)。

こちら折りたたむ角の部分が擦り切れてしまいました。


そこで、今回はこんな感じの、ちかい型押しの革を用意しました。

茶色はあまり多く在庫がなく、焦りましたが、今回は十分足りそうなので、こちらを使っていきます。


まずは…


こんな感じで、小さく切って厚みの調整。

愛用のニッピ―皮漉機で、厚みを薄く漉いていきます。

古いマシンですが、フォントが可愛いです♪


で、さらに切り口を、裁断包丁を使って、限界まで薄く。

この作業で、仕上がりがより目立たなくなるはずです。


で、これを破れてしまっていた角に接着し縫います。


ずれないように、慎重に。

この段階で革を足してあるのが比較的、目立たないかと思います。

良いですね♪


で、出来上がるとこんな感じに。


ドン!

内側ドドン!


全くわからないといえば、嘘になりますが、なるべく目だないように補強することが出来たかと思います!

ルイヴィトンでのお修理は不可との事。

よろしければ、ご相談いただければと思います。


こちらのお修理、1か所1650円、1週間程度のお預かりとなります。

革が在庫に近いものが無い場合は、2週間から3週間いただくことがあります。

ご了解ください。


ブランド問わず、直せるものは出来る限りしっかり直すことが出来るよう、努力しております。

是非お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店心よりお祈り申し上げます!!


2022年8月28日日曜日

BASSのローファーに、VIBRAMデッキシューズ用のカップソールを装着!

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さて皆様こんにちは。

雨の週末、あんまり暑いのも嫌ですが、雨もやっぱり嫌ですね。

天気に文句ばかり言っている気がいたします(笑)。


というわけで、サクサクっと本題に!

今日ご紹介するのはこちら!!

こちら、G.H.BASS(ジーエイチバス)、バスのローファーになりますね。
と言っても・・こちら純正からかなり色々弄っております。
靴底はレザーソールから、ビブラムソールへ。
靴の甲部分は、ガラスレザーだったものを、馬の毛皮に交換してあります。
ちょっと、パラブーツのミカエルを意識した結果ですね(笑)。

というわけで、こちら私物のBASSのローファーをさらに弄っていきたいと思います。
1876年にアメリカでで出来たブランド、このペニーローファーの形を作ったのがBASSだったと思います。
多分。

で、今回は…
かれこれ長く履いており、マッケイ縫いが若干緩んできていたり、写真でわかりにくいかと思いますが、靴底に沿って、なかなかの切り傷が出来てしまっているということで、靴底を交換していこうかと思います。

まずは…
靴の中と靴底を縫い合わせている、マッケイ縫いを切りながら、靴底を剥がしていきます。

こんな感じで、靴底を完全に外すことが来ました。

で、今回使うのがこちら。
ドスン!
VIBRAM#705C、ビブラムのデッキシューズ用のソールになりますね。
なんでも、この靴底の飴色の部分、現行品は白くなっているそうです。
実は、これ、販売され始めたころ、いいんじゃない!??と思って入荷したサンプル。
私の感覚とは裏腹に、使う機会が全くなく、若干、白が薄汚れてきてしまったので、テストがてら、私物につけてみようということで、今回はこちらを使用します。


ちなみにこんな感じで、カップソールのような状態になっており、靴の木型が変わった形をしていると、おそらくはめることが出来ません。
最初、私物のオールデンのローファーを使おうかと思ったのですが、万が一ハマらなかったら嫌だなぁと思い、今回の犠牲はBASSのローファーとなりました(笑)。

で、外したローファー本体に、この靴底をなるべく接着して、縫いわせていきます。
なるべくといったのは、この形状、全体を軽く削ってから接着するのですが、そもそもこの形に作られていない為、おそらく完璧に隙間なく接着するのは、不可能かと思います。
とはいえ、勿論できる範囲はしっかり、という意味で「なるべく接着」となります。

で、その後周りを手縫い。
オパンケ縫いなんて言われる、周りを縫う縫い方?なんですが、専用のミシンがあれば一気に縫えるのでしょうが、さすがにそこまで使用頻度もないので、専用のミシンは持ち合わせておりません。
業者に出しても良いのですが、手縫いの練習もかねてグルっと手縫いで縫い合わせます。
靴の中と、外側のソールの縁を縫うので、市販品を改造した手縫い機?を使って縫っていきます。
かぎ針みたいなイメージですね。
外から中に手縫い機の針を突き刺して、中の糸を針の先のカギで引っ張り出して、外側で引っかけて内側から引っ張る…みたいな手順になります。
試す人もそういないかと思うので、やり方はそんな感じで(笑)。
慣れれば、このくらいだと30~40分程度で両足縫うことが出来ます。
もう少し手が小さいと楽なんだけどなと思う作業ですね(笑)。


で、縫い終わるとこんな感じ。
靴の中に、当然縫ったミシン目が出来ます。

で、あとは中敷を貼れば出来上がりですね。

こんな感じ。
デッキシューズ用のソールなので、多分雨でも滑りにくいです。
多分。
それでも、コンビニの前の濡れたタイルは怖いですけどね(笑)。
黒の靴に白のソールがオシャレ!!
ちょっとブランド品っぽくないですか!??
こちらのお修理、縫いも入るので…13200円、3週間程度のお預かりといった感じでしょうか。

もちろん極力違和感の無いように仕上げるのですが、今回のように元々近いタイプの底が着いていない靴に、こういった底を付ける際は、少なからず無理をする部分があります。
かかと部分の高さが変わったり、カップに入りこむ深さが一定でなかったりといった感じですね。
ご要望いただける際は、注意点等ご説明いたします。
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!


2022年8月26日金曜日

Gucciのビットローファー、レザーソールを交換しました!

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さてさて、さすがに猛暑も落ち着いてきた気がいたしますが、気のせいでしょうか?

先日車を運転していたら、割とすごい雨に遭遇して、前が見えなく恐ろしい限りでした。

そういえば、今年は台風らしい台風は、東京には直撃していないですね。

このまま、来ないでくれればと願っております(笑)。



さて。

そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介。

こちら!!

GUCCI(グッチ)のビットローファーになりますね。
欲しいです(笑)!!
言わずと知れた、1921年に創業したイタリアのブランドになりますね。

で、こちらの革底の中央がかなりペコペコしてしまう程度に薄くなってしまいました。


・・・なんだか写真的にはひどいですね(笑)。
まず、カカトを外します。
思いのほか、ポコッと簡単に取れました。
カカトを外した際、よっぽど状態良く取れた場合、積み上げを再利用することもあるのですが、今回は積みげ部分も、凹んでいるような感じがあったので、交換していきます。

で、次に、靴底を縫っている糸を、靴底ごと削ります。
こんな感じ。
で、靴底をはずし、新しい革で、靴底を作り直していきます。
今回は基本的には、靴底を最初の段階で形を決めて作ってしまいます。
グッドイヤーウェルテッド製法のように、靴のウェルトに合わせて靴底を削る場合、荒断ちした靴底を、縫った後削るのですが、今回は押し縁やウェルトの無いマッケイ縫いなので、先に形を決めてしまいます。

ちょっと写真ではわかりづらいですが、こんな感じで接着面の中央部分を荒らします。
今回は押し縁やウェルトが無いので、端まで荒らすことはなく、縁部分をやや高さを残して、中央をへこませるようなイメージで、削りました。
とはいえ、あまり削ると靴底が薄くなってしまうので、ほどほどにです。


で、革の周りを、こんな感じの丸く削れるカッターでぐるっと削り、靴本体に取り付けていきます。

良い感じで、丸いコバになっているかと思います。
今回は、先にコバを仕上げて、靴底を縫っていきます。

こんな感じで、縫ってもらう溝を掘ってから、マッケイ縫いになります。
マッケイミシンは残念ながら持っていない為、業者さんに依頼して縫っていただきます。

で、縫いあがってきたら、カカトを取り付けていきます。
こちらは、カカトの積み上げ部分を取り付けて、削っているところになりますね。
なるべく元の高さ、バランスを再現するように気を付けて仕上げます。

こちらは、取り付けたかかとに色を入れて、磨いているところ。
回転しているのは毛バフなんて言われる、回転するブラシになります。

で、出来上がるとこんな感じ。
側面は縫う前と、あまり変わらないですね(笑)。
一応磨いたりはしてあります。
底面はこんな感じで。
靴の中と靴底を縫うマッケイ縫いは、グッドイヤーウェルテッド製法のだし縫いに比べると、ピッチが荒い感じになります。
足の乗る中底ごと靴底を縫うので、言い方があれですが、あまり細かく縫ったり、何度もオールソール交換をすると中底が傷みます。
そういう意味でもやや粗いくらいで、十分かと思います。

これで、またしっかりガッチリ履いていただくことが出来るかと思います♪
こちらのお修理、16500円、3週間程度のお預かりとなります。

靴底の交換、元のつくりに合わせて、なるべく違和感の無いよう仕上がるように心がけております。
是非お気軽にご相談くださいね!
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2022年8月20日土曜日

Philippe Model Parisのスニーカー、オールソール交換!!

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さて早いもので、八月も後半突入。

まだ暑い日が続き、新型コロナウイルスも高止まりしているようですが、何とか体調を崩さないように頑張っていこうと思います!


というわけで、今日ご紹介するのはこちら!!

Philippe Model Paris(フィリップ・モデル・パリ)のスニーカーになります。
フランス出身のデザイナーによる、スニーカーのブランドですね。
すごくしっかりした作りです。

で、こちら、こんな感じで、カカトの部分が擦り減ってしまいました。
革靴はもちろん、スニーカーでも長く履くと、つま先やカカトは削れてしまいますね。
それはどうしようもないかと思います。
というわけで、今回はこちらを直していきます。

まずは、周りに巻いていある白いテープを剥がしていきます。
ヒートガンでギンギンに温めると、接着剤が緩くなり、ぺローンと剥がれます。
継ぎ目の部分が浮いているのがわかるかと思います。
で、剥がれるとこんな感じ。

靴底面は革靴と同様に、アッパーの革で、中底に巻き込むような感じで作ってありました。
軽量のスニーカーなどの場合、ナイロンのような記事にアッパーが縫い付けてあるようなものが多いのですが、革靴同様、釣込んでガッチリ作られております。

で、この底面の古い接着剤等を落として、近い模様の底材をガッチリ貼り付けます。


そして、はみ出したゴムを削った後、周りにテープを巻きつけます。
こんな感じで、靴底の接着、周りのテープとも、プライマー塗布後、グルーブースターを混ぜた接着剤で、ガッチリしっかり接着していきます。

あとは底面に余った白いテープをカットすれば出来上がりですね。

こんな感じ。
ばっちりですね!??


割ともとに近い雰囲気に出来ているかと思います!
こちらのお修理、11000円、3週間程度いただいております。


スニーカーのお修理は出来ないと思われがちですが、勿論できる範囲はしっかりお直しさせていただきます。
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