2018年7月26日木曜日

ハンドバッグのショルダー紐が外れてしまったら!!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1

さて、今日は井荻の町、毎年恒例の盆踊り大会となっております。
今日明日、二日間、今年も盛大に行われるそうなので、皆様ぜひお立ち寄りくださいね!!
もう始まっている時間なこともあり、当店の周りも、子供たちがざわついております(笑)。
お手伝いを依頼されたりもしているのですが、当店基本的には一人体制でオープンしているため、盆踊りを眺めに行くことが出来ません。
残念です!!


というわけで、若干涼しくなって過ごしやすい、雰囲気の中今日もお修理のご紹介!
こちら!!

 フルラ(FURLA)の青がとてもきれいなバッグになりますね!
フルラは1927年、イタリアのボローニャで、アルド・フルラネットさんによって作られたハンドバッグなどの卸売り業者さんだったそうです。
1955年にはフルラのストアをオープンしたとの頃なので、そのころからのブランドなのでしょうか。
詳細わからず、すみません、もう少し勉強いたします(苦笑

で、このバッグがどうなってしまったかというと…
 この部分、ショルダー紐を取り付ける、付け根の金具が外れてしまいました。
付け根革、根革…呼び方はいろいろあるそうですが、まあ、この部分です(笑)。

今回はこちらのパーツを作り替えていきます。
まず用意したのがこちら。
 ほぼほぼ同色といって良いような革が手に入りまた。
ハッピーハッピーですね♪

残念ながら独特のシボ(しわ)感は違うのですが、パーツとしては大きくないので、それほど違和感はないかと思うので、こちらで進めます。

まずはこんな感じで、大体の感じに革をカットします。
 そして、革の裏面に、伸び止め用のテープをシッカリ貼って補強します。

 そして、今回は革の厚みが足りない為、伸び止めのテープを挟み込むような形で、裏にはヌメ革を貼り込みました。

 そして、これを元元のD管金具に通るように、綺麗にカットしなおします。
 これで、取り付けることが出来ますね!

で、革の端の部分は、包丁を使って薄く漉いて、段差がなるべく出ないように処理をします。
 で、当然、裏地ごと縫うわけにはいかないので、裏地をほどいて中で縫い付けていきます。
こんな感じで、パクっと開いて、バッグの表と裏地の間で作業をします。
で、パチッと縫い付けるとこんな感じ。
 これで、問題なくショルダーとしても使えるかと思います♪

で、縫うにあたってほどいた部分は、もちろん縫い直していきます。


こんな感じで、縫ってあげると、バッグの中とはいえ、概ね違和感なく縫い合わせることが出来ますね!



これでまた、しっかり、ハンドバッグとしても、ショルダーバッグとしても使っていただけるかと思います!

ショルダー紐付け根革交換、一か所2160円になります!
両側の場合は、4320円です。
納期が10日~2週間。

突然バッグを使っていて、ショルダー紐が外れてしまう。
意外に多いです、このお修理。
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!