2018年10月9日火曜日

L.L.Beanのブーツの靴底を直す!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1

さて、十月の三連休も終わり、若干気候も秋らしくなってきた気がいたします。
そろそろブーツを履く時期ですね。
ブーツのカカトや、つま先削れていませんか??
全体に色が落ちてしまったりしていませんか?
もちろん、ブーツのお修理も致します。
お気軽にご相談下さいね!!

さてさて、そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!!
 秋らしいですね!!
こちらはメンズの、LLビーンのブーツになります!
革の雰囲気が格好良い!!

で、こちらがどうなってしまったかというと・・・ 
 こんな感じで、つま先側、カカトとも、だいぶ擦り減ってしまいました。


 カカトは、結構ギリギリのラインまで来ております。
こちらのブーツ、靴底がビブラム社のスポンジ素材の靴底が付いておりました。
軽くてクッション性が良いので、非常に履きやすいのですが、どうしても摩耗はゴムに比べると早くなってしまいます。
そこで、今回はこちらに、ゴムのハーフラバーとヒールを取り付けていきます。

まずは…
 カカトが擦り減り過ぎているので、まずは高さを戻していく作業をします。

元々の素材と同様に、スポンジ素材の底材をゴツっと接着します。
 こんな感じに、斜めに接着しました。

これを元の高さから、今回付けるヒールの厚さ9ミリを引いたくらいの高さで、フラットに仕上げます。
 こんな感じ。
つま先のほうも、接着しやすいように、凸凹を削り落としております。

そして、このフラットになったところに、ビブラム2333番ハーフソールと、1205番ヒールを、しっかりガッチリ圧着して、形を整えていきます。
 いつものように、フィニッシャーでグイ―――ンと削ります。

そうすると…
 こんな感じ。
いかがでしょうか??
最初と凸凹のパターンは変わってしまいましたが、滑り止めの効果はしっかりしているかと思います。
 横から見るとこんな感じ。
スポンジを継ぎ足した部分が、近い茶色のスポンジを使ってはいるのですが、色の違が出ております。
正直なところ、なるべく近いものにはしますが、完全に同じにはならないので、ご了解ください。
ちなみにこの後、インクを塗るので、もう少し目立たなくはなります。

で、仕上がるとこんな感じ!
今回はゴムのヒールとソールを取り付けているため、摩耗にはかなり強くなっております。
重さは若干出てしまいますが、それでも全体がゴムものものよりは軽く仕上がるかと思います!!

こちらのお修理、ハーフラバー3240円、ヒールが3024円いただいております。
在庫があれば、翌日。
早い時間にお預かりできれば、当日のお渡しも可能です。
ただ、今回取り付けている茶色は、在庫は持っていないことのほうが多いいです。
ご注意ください。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!