2021年4月10日土曜日

靴底が割れた!?パンプスのオールソール交換です!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

さてさて。
緊急事態宣言がやっと解除されたと思ったら、今度はまん延防止等重点措置の対象に決まったとのこと・・・。
難しいですね、本当に難しいです。
なるべく矛盾が少なく、受け入れやすい形でやっていただけると良いですね。

さて。
そんなわけで、元気くらいはだして、今日もお修理のご紹介!!
こちら!!
ちょっと真っ黒でわかりづらいですが、アッパーが布でできたパンプスになります。

こちらが・・・
こんな感じで、そこのゴムが硬化し割れてしまいました。
こんかいはこちらを直していきます。

まずはカカトをはずします。
中敷きを剥がし、ヒールを固定してある釘を一本づつ、抜いていきます。
抜くといってもサクッと簡単に抜けるわけではありません。
専用の機械で釘を熱して、抜けやすくした状態でニッパーで、引っこ抜きます。
上の写真の通り、そこそこ長い上に、抜けにくいように細かいギザギザのついた釘になっていますね。
当然釘が抜けやすいと、カカトが外れやすいということになってしまうため、ガッチリ固定してあります。
で、今回ご用意したのは、こんな感じの婦人靴用のゴムソール。
滑り止めもついており、扱いやすいかと思います。

で、これを貼る前に・・・
靴底のカカトから土踏まず辺りに入っている、シャンクという金具が折れてしまっていたの交換していきます。
右が元々入っていたシャンク、左が新しいものになります。
これを・・・
こんな感じで、同じくらいの角度になるまで曲げて調整していきます。
これも、靴のなかで簡単に曲がってしまってはいけないので、そう簡単には曲がりません。
あの手この手を使って、最終的には力付くで角度を合わせていきます(笑)。

で、この金具を靴本体にカシメで固定します。
前後ガッチリ固定すれば、靴底の強度が増し安心安全になりますね。

で。
薄い革を当てて、隙間を埋めていきます。
コルクの方がよいかなと思ったのですが、最終的に接着で仕上げるため、安定感が出そうな革を選びました。
厚みがが必要だったりする場合はコルクを積めます。
あとは先程の靴底をガッチリしっかり接着。
こんな靴底の回りを丸く削るカッターを使って、靴底の回りを仕上げていきます。
そうすると。。。
ちょっとわかりづらいですが、靴底の切り口を丸く仕上げることが出来ます。

あとははずしたカカトを固定すれば出来上がりですね。

こちら!!
これでまた、しっかりはいていただくことが出来るかと思います♪
こちら、6600円、10日程度いただきました。

靴のお修理のご紹介は、紳士靴が多くなりがちですが、実際にお修理をしている靴のかずは婦人靴の方が圧倒的に多くなります。
パンプス等の靴でも、是非お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!