2021年4月25日日曜日

靴底のつま先が擦り減った!つま先を直します!

んにちは!!

靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

いよいよ緊急事態宣言。
また、改めて発令されましたね。
出たからには気を引き締めて、最短で終わってくれるよう頑張りたいところですが、こればっかりは私が一人頑張ったところでどうにもならないので、日本人の勤勉さを信じたい所です(笑)。

で、当店はというと・・・
珍しく、靴修理、ありました。
「休業要請対象外」ですね。
つまり・・・

不要不急の外出だめですよ。
でも、営業はして良いですよ。
売上落ちても知りませんけどね。

という枠に入ったということですね。
キビシー。
結局、休業要請が出ようが出まいが、緊急事態だからキビシーのは仕方ないということですね。
なんとかこの危機を乗り越えたいですね・・・。


さてさて、そんなわけで静かな日曜日になるのでしょうか?
今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!

プレーントゥの、ダブルモンクの紳士靴ですね。
雰囲気良いのですが、ブランドがどこか確認し忘れてしまいました・・・

で、こちらが。
こんな感じで、だいぶ、つま先のところがすり減ってしまっております。

今回はこちらを直していきます。
ハーフラバーでソールをカバーするのも有りですが、今回は最低限ということでツマ先のみ補修していきます。
まず、こんな感じで、補修する幅を決めます。

これも結構実は靴によって悩みます。
すり減り方によって、左右違う幅で継ぎ足したり、角度が変わったり・・・。
極力左右近いようにしますが、すり減り方によっては揃わないこともあります。

で、こんな形で段差をつけて、すり減っている部分を平らに削ります。
平らのほうが、このあとつけるゴムが接着しやすく剥がれにくいからですね。

そしてゴム、当店では概ねこんな感じの2種類を使いがちです。
上がウレタンとゴムの二層になったタイプ。
下がゴムのみの厚みのあるものになります。

ウレタンのほうが摩耗に強くすり減りにくいのですが、なぜかあまり厚みがある材料がありません。
また、ウレタンの場合、取り付けた表面を削るときれいに仕上がらなかったり、丈夫な層がなくなってしまいます。
なので、ウレタンのタイプを使う場合は、靴に合わせて材料を削るのではなく、材料に合わせて靴を削る形になります。

今回は、左右ですり減り方が違うため、材料を削って調整出来る、ゴムのタイプを使っていきます。

修理の工程はほぼ同じ。
先程削ったところに、ゴムの素材をガッチリしっかり接着していきます。

で、周りを整えると。
こんな感じ。
ゴムが厚すぎてもとの靴底より、はみ出しているのがおわかりになるでしょうか?

ここから、さらに整えていきます。
表面をがーーーっと。
で、整え終わるとこんな感じ。
写真左側のほうが、黒いゴムの層が分厚いのがおわかりになるかと思います。
右側をそれほどすり減っていなかったため、薄めに仕上げました。
もちろん、革をお含めたトータルの厚みは、ほぼ同じになっております。

色を付けて仕上げると、ほとんど違和感はなくなります。


靴底面から見ると、同じ仕上がりに見えるかと思います。
・・・写真の向きが変わらないので、首を倒してご確認ください(笑)。

これで、また安心して履いていただけるかと思います!
ウレタンに比べてゴムのほうが摩耗しやすいとはいえ、もともとの革のそこに比べれば、格段に強度が増します。
靴底中央が、あまり減っていなければ、ツマ先の補強だけで、充分かと思います!!

こちらのお修理、1650円で、最短・・・40分程度いただければ、行けるかと思います。
お急ぎでなければ、長めにお時間をいただけると、慌てずに済みます(笑)。


というわけで、部分的な靴底の補修も、全力で行っております。
お気軽にご相談くださいね。

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!