2022年1月9日日曜日

Paraboot(パラブーツ)シャンボードのカカト交換。

 こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!


西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

新たにline公式アカウントを開設しました。
靴修理や合鍵作成の可否等、お写真を使ってお問い合わせいただけるとスムーズです!!


さてさて、あまり話題にしたくもありませんが、オミクロン株。
ちゃくちゃくと増えてきておりますね。
なんでも、いままであった味覚や嗅覚の障害があまりなく、重症化もしにくいとの事。
強力なウイルスになっていくのかなと思っていたら、人間に気づかれずに広がる進化をしているようですね。
このまま、もう少し弱体化して感染力を強くするほうに振ってくれると、いよいよ今までの風邪と同じような感じになりそうですが、そんなに都合良くはいかないのでしょうか??
とりあえず、緊急事態宣言のようなことにならないことを願うのみです。
当店も、引き続き、換気とアルコールを使った除菌は続けて行こうと思っております。


さて。
そんなわけで、まだまだ油断ならないですが、今日もお修理のご紹介!!
こちら!

Paraboot(パラブーツ)のシャンボードでしょうか!
パラブーツといえば1908年フランスで創業した靴メーカーになりますね。
パラゴムなんて言われる、独特な靴底が有名かと思います。
靴修理屋さん的には、割と接着剤が着きづらく嫌がられがちなゴムでした(笑)。
最近は、接着剤も進化しており、難なくついてくれるので安心です。
で、今回はこちらのカカトをお直ししていきます。

まずはカカトをすべて外してしまいます。
ガーーーっと削っていきます。
接着剤が着きにくい一つの要因として、パラゴム、非常に柔らかいです。
柔らかいですが粘りがあり摩耗にも強い印象ですね。
柔らかい土台に硬いゴムを接着するとどうしても、土台がグニュっといった時剝がれやすいですね。
そんな感じです。
そのグニュに負けない接着力が求められる感じになります。

話がそれましたが、次は・・・
こんな感じで、カカトをすべて取りました。
で、新しいカカトを接着するにあたり、がっつりしっかり接着できるようにプライマー処理をします。

その後接着剤を塗布、ガッチリ圧着したうえで、さらに釘でも固定します。
今回はこちらの、ビブラムのブロックヒール「ゴジラヒール」!!
ゴジラ良いですね!
私、いまだにゴジラは好きですね。
映画見てしまいます。

で、話は戻ります(笑)。
ガッチリ接着し、釘でも固定した後、カカトの周りをガーーーっと削って整えていきます。
で、出来上がるとこんな感じ!
まさにゴジラ!?
横から見たら概ね違和感なく、ゴジラ感も出ていないかと思います。
こちらのお修理、3520円、在庫があれば当日のお渡しも可能です。
在庫がない場合は1週間程度のお預かりとなります。

どうしても、一般的な靴修理屋さんでは純正のパーツは取り寄せが難しかったりします。
ですが、高さや大きさ、ゴム質等近いものを探すことは出来ますし、逆に柔らかいものに硬い質のゴムを付けることも可能です。
お気軽にご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!