2022年1月21日金曜日

SCOTCH GRAINのレザーソール、オールソール交換です!

 こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!


西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
LINE公式アカウント →https://lin.ee/7UIccEz
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

そういえば、こちらでご案内しておりませんでしたが、当店というか私、インスタグラムやっております。
facebook同様個人名になっておりますが、ぜひフォローお願いいたしますm(__)m。


さてさて、寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか??
実は当店のスーパースタッフこと私の妻、年明けから体調が悪く、熱も上がったり下がったりでした。
倦怠感も強いようで、店への出勤は控えておりましたが…。
いよいよ2週間近くそんな状態で…万が一、万が一があってはいけないということで、昨日いろいろ諦めて、PCR検査を受けてきてもらいました。
正直なところ、新型コロナウイルス、感染すると色々大変ですよね。
本人はもちろん、濃厚接触者になるであろう、私も店に出てこられなくなるのではという恐怖。
また、お預かりしている靴もあるため、そう簡単に休めないのが、この仕事の弱点といえば弱点でして…。
ですが、私が店にいる間に、妻の容体が悪化しても困るので…。
というわけで、PCR検査を受けて来てもらった次第です。
せっかくなので、そんなPCR検査のご報告。

まず。
「杉並区受信・相談センター」に電話。
…混雑の為かからず。
で、かかりつけの荻〇病院へ、電話。
無事つながり、14時半に病院へ来てくださいとのこと。
当日出来るんですね。
ありがたい。
で、病院に着いたら、敷地に入ったところで、代表に電話をしてくださいと。
建物に入ってはいけないんですね(笑)。
…笑うところではありません。。
で、その後どうなったか妻に聞いたところ、白い防護服に身を包んだ看護師さん?に案内され、裏のコンテナへ。
ドアノブも看護師さんに開けてもらい、触ることなく中に入ってパイプ椅子に着席。
中はこんな感じ、2畳程度だそうです。
で、診察は…
iPad。
お医者さんとは接触しないそうです。
ちなみに、このコンテナ、エアコンはついているそうですが、窓は全開。
妻は凍えて、スマホもまともに弄れない状態だったそうです。
換気、大切ですからね(笑)。
反復横跳びして、身体温めたら?と言ったら、狭くてできない!!との事でした(笑)。
で、ちなみにコンテナに軟禁(?)待ち時間含めて2時間強。
寒さと、パイプ椅子の硬さが辛かったそうです(笑)。

そして、唾液を採取するキットを渡され、唾液を採取。
防護服を着た看護師さんからの説明では「スマホで、レモンとか焼肉の動画見てください」とのことだそうです。
スマホで動画!時代ですね(笑)。
とりあえず、私はLINEで梅干しの画像を送信しておきました。

そんなこんなで問診や、検査等が済んで、帰宅。
14時半から受けたPCR検査で、19時半頃にはSMSでスマホに連絡。
幸いなことに「陰性」。
結果も早い!
逆に体調不良の原因は!??とも思いましたが、とにかく一安心。
病院で薬も処方されたので、あとは回復を待つだけですね。
ちなみに、妻が出た後のコンテナは、中国の動画のように、防護服を着た人が消毒液を壁から中から全部噴霧していたそうです。
医療関係者の皆様、本当にありがとうございますm(__)m。

ちなみに、料金かかります。
詳細効いておりませんが、2万円程度?致し方ないですね。
安心料です。

というわけで、いざとなったら黙って営業してやろうかと思っておりましたが(←ダメ)、濃厚接触者になることもなく、私は体調は全く持って問題ないので、元気に営業しております。
今回のことがあったので、これまで以上に感染要望には気を付けたいと思います。

ちなみにちなみに、近所の美容室の店主さんとお話したら、過去のコロナどころの騒ぎではなく、予約キャンセルが激増しているとの事。
オミクロン、噂通り感染力すごいそうです。
杉並区はかなり学級閉鎖も出ているらしいので、本当に気を付けないとですね。
気を付けても罹るときは罹ると思いますが、それでも気を付けていきましょう。


はい。
本題までが長い。
というかむしろ、これを書きたくて本日のブログ更新(笑)。

一応…しっかり今日もお修理はご紹介しますよ!!
こちら!!

SCOTCH GRAIN (スコッチグレイン)の内羽ストレートチップですね。
1足は持っておきたい、冠婚葬祭オールOKのタイプになります。

で、こちら。

靴底を全て交換していきます。
まず靴底を剥がすと…
こんな感じ。
スコッチグレインの靴は、中物に穴の開いた割としっかり目のスポンジを入れてあります。
コルクを詰めた靴が多いですが、これはこれでしっかりしていますし、ちゃんと沈んでいたりするので問題ない気がします。

で、上の写真はだし縫いの糸を抜いているところですね。
一本残らず全部抜きます。

で、糸を抜き底面を整えたら、新しいレザーソールを接着。
こんな感じで、はみ出さないように慎重に貼り付けます。
勿論この後、圧着機やハンマーを使って、ガッチリしっかり接着。

で、周りにはみ出した革を…
こんなレバーをクルクルっとすることで切れる、ロータリーカッターを使ってトリミングしていきます。
カッターや、ハサミも使うのですが、やっぱり楽です。

で、さらに、回転するカッターで周りをギリギリまで削ります。
で、底縫い。
ご自慢の、手動だし縫い機で、ガチャガチャと縫っていきます。
これ、自分のお店でやっている靴修理店は意外に少ないかと思います。
だから何と言われればその通りですし、逆に外注すれば済むことを、自分のところでやるのは手までしかないのですが、なにより私が楽しいです(笑)。
あれこれ、調整しながら、糸をいじったりミシン自体をいじるのが、そもそも好きなんだと思います。

で、縫いあがるとこんな感じ。
良いですね、パシッと!
で、写真ではわかりづらいですが、溝の中にちゃんと糸が沈んでおります。
今回は、イタリー革の靴底なんですが、表面を削って着色せず、元々の塗装されている銀面をそのまま残して仕上げます。

で、カカトの積み上げを取り付け。
ここはガッチリ靴の中まで釘を通して固定します。
靴を脱ぐとき、カカトが外れてしまう、なんてことがあると困るから、ガッチリです。
で、スコッチグレインの靴となるべく近いように、10㎜厚のゴムを取り付けました。
で、カカト周りを整えたら、全体を磨けば出来上がりですね。
こんな感じ!
元々の革の色そのままでも、全然もないなくスッキリしあがります!
こちらのお修理、15400円、3週間程度いただいております。

革靴の靴底交換等、少しづつメニューの改定を含め検討しております。
一部、価格が上がるもの、現状維持のもの、中には下げられそうなものも出てきております。
もうしばらくすると、各材料屋さんの値上げが来るらしいの、そこまでは今のまま行きますが、若干の変動を当店でも行う予定となっております。
恐れ入りますが、ご理解いただければと思います。
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!