2022年1月11日火曜日

WARK OVERのブリックソール、オールソール交換!!

  こんにちは!

靴とバッグの修理、合鍵の店doekです!


西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。


遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc
〒167-0023 東京都杉並区上井草1-24-16伊田ビル一階
mail  doekrepair@gmail.com
tel     03-5310-3512
靴とバッグの修理店doek

新たにline公式アカウントを開設しました。
靴修理や合鍵作成の可否等、お写真を使ってお問い合わせいただけるとスムーズです!!


さて、寒い日が続きますね。
さすが冬。
雪にならないだけ、まだ良い気がいたしますが、冷たい雨は心が滅入ります。

というわけで、気持ちだけでも元気にお修理のご紹介。
こちら!!
WARK OVER(ウォークオーバー)の外ばねプレーントゥになりますね。
ネイビーのスエードがオシャレです!!
WALKOVERといっても、選挙で候補者が足りなく、全員当選するあれではないですよ!?
1758年創業のアメリカ発祥の靴ブランドになりますね。
…1758年!??恐ろしい歴史ある靴になりますね。
ブランドとしては、途中無くなったりもしているそうですが、本当にすごいですね。
ビツクリです。

で、ウォークオーバーの靴底といえば
このオレンジ色のブリックソールが定番です。
オレンジ色の底といえば、WALKOVERなイメージです。

で、こちらが…
こんな感じで、ソールがパックリと割れてしまいました。
よく見ると、中のコルクまで見えており、アウトソールだけではなく、靴本体に縫い付けてあるミッドソールまで割れてしまった模様。
そこで、靴底をミッドソール、アウトソール含めてすべて取り外しました。

で、中のコルクも傷んでいたので取り外し、新にコルクを詰め直します。
周りを縫っていた糸もすべて抜きました。
こんな感じですね。
周りを縫ってある糸を抜くのに、えらく苦労してしまいましたが、きれいに来ております。

で、ここに新しいミッドソールを接着。
ドスン。
3mm厚程度の薄オレンジ色のゴム板になります。
もう少し濃いオレンジがあると良いのですが、意外にピタッと来るものがないので、やや薄い色のゴムで行きます。

こちらを、靴本体のウェルトと呼ばれるパーツと縫い合わせていきます。

こんな感じで、ガチャガチャと。
ウェルトの元々縫ってあった穴、一目一目会わせながら縫っていきます。
手動のミシンならではです。

で、縫い終わるとこんな感じ。
バツチリですね!!

で、ここに今度はオレンジ色のスポンジ板をバチコーン!と接着していきます。
バチコーン!

1cm程度のスポンジ版なので、靴底としてはそこそこ厚めになりますね。
とはいえ最近、マラソンや駅伝ではやりの厚底ブーツに比べれば全然薄いです。
で、カカトもしっかり接着したら、周りを削って整えて仕上げます。

できあがりがこちら!!
いい!!
紺のスエードとオレンジのソールは抜群に合うと思っております!
こちらのお修理、12100円、2~3週間のお預かりとなります。

寒い日が続くようですが、皆様体調を崩さないようお気を付けください。
靴の具合が悪くなった際はお気軽に当店にご相談ください。
ダメなときはダメと言います(笑)。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!