杉並区、上井草の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
次の水曜以外のお休みは年末年始の予定です!
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
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配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
まだまだ暑い日が続きますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか??
私、昨夜は久しぶりに、お酒を飲んできました!
と、言っても、ほぼ全く飲めないので、かんぱーーいの、ビール二口程度。
ゴク、ゴク!くらいまでは美味しくいただけるのですが、次の瞬間、身体に若干の異変を感じるほど、お酒が弱いので、それ以上は飲みません(笑)。
で、靴を作ったり、直したり、買い付けたり、磨いたりしている、諸先輩方と、いろいろお話をさせていただき、私もこのまま、同じことをしているだけではいけないなと、痛感してまいりました。
諸々少しづつではありますが、当店もさらにパワーアップしていこうと思いますので、引き続き皆様、よろしくお願いいたします!!
と、いうわけで!!
今日も元気に、靴の修理をご紹介!!
きょうはこちら!!
実際に見ても、ゴチャゴチャしておりますが、写真だと輪をかけてゴチャゴチャして見えますね(笑)。
こちら、サンダルでおなじみの、「ビルケンシュトック」と、倉敷のデニムのイメージのある、日本のファッションブランド 「キャピタル」がコラボレーションして作った、靴・・・サンダル??になります!
確か、モデル名は「ピカソ。」
で、これ実は私物なのですが、若干小さく、デザインも強烈な為、ほとんど履かずにしまっておりました。
ですが、靴を整理するたびに、売ってしまおうか悩んだりするのですが、手放す気はなれず箱に入り続けておりました。
サイズは41。
パピリオ(Papillio)のロゴになっております。
で、横には・・・
キャピタルのロゴがありました。
で、今回、このお修理。
ことの発端はお客様からのお問い合わせの電話でした。
「ビルケンのサンダルがサイズが小さいのですが、靴底とフットベッド(インソール部分)を、合ったサイズの物に交換できないでしょうか??」とのお問合せ。
お電話で、ご相談を受けた際、確かに物理的には可能だなとは思ったのですが、底のスポンジは純正のものが用意できるものの、純正のフッドベッドをご用意することができないため、お断りしてしまいました。
で、翌日、何とかならないものかと諸々考えて、とりあえず実際に出来るのか試して見ることに。
そこで、私のお蔵入りしていた 「ピカソ」の存在を思い出し、実験してみる流れとなりました。
で、まずはヤフオクで、サイズ42のサンダルを手に入れました(笑)。
なんと新品。
格安?だったと信じたいです。
で、今回は新品ですが、残念ですが分解していきます(笑)。
とりあえず、靴底をすべて削り落とします。
なぜか写真がブレブレです(笑)。
で、この状態から、サンダルのストラップを取り外してしまいます。
で、取り出した、フットベッドがこちら。
「ピカソ」も分解したので並べてみました。
若干、ビルケンシュトックロゴのほうが、コルクの応答つが大きくなっているようです。幸い、基本の形はほぼ変わらないので、作業は問題なく進められそうです。
右が今回用意した、ビルケンのサイズ42のもの。
思ったよりサイズ感が違いました。
で、フットベッドとアッパーを接着していきます。
アッパー側はこんな感じで、アジの開きみたいになっております(笑)。
で、仮で止めてみて、足を入れて具合を見ます。
全体が前に来ているような印象があったので、この後二度ほど、貼り直しました。
で、アッパーをしっかりと張り込み、接着したのがこちら。
ばっちりな気がします!
で、今回は生ゴムを付けようかと思いましたが、ビルケンの純正の靴底を取り付けます。
で出来上がりが、こちら!!
履いてみました!
なんだか、これで履き方あっているのか、不安にになる靴ですね(笑)。
きっと、こんなんなんだと思います!
強い心で、ガンガン履いていこうかと思います!!
(剥がれないかテスト)
ビルケンシュトックの、フッドベッド交換による、サイズの変更。
これはワンサイズ大きくしております。
やはり、物理的には十分、可能な気がいたします。
フッドベッドが出に入るめどはたっていないので、移植するサンダルを別途ご用意いただければ、交換することは可能です!!
もし気になる方がいらっしゃいましたら、ご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!