2018年9月8日土曜日

レッドウイングの、ブーツに開いてしまった穴を塞ぐ!革パッチ!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1


蒸し暑いながらも、酷暑みたいな、暑さのピークは過ぎたのでしょうか??
心なしか、秋の気配が近づいてきているのを感じますね。
私が一番秋を感じるのは、食欲が止まらないのと、ブーツの修理が増えて来た時ですね(笑)。
というわけで、今日ご紹介するのは、こちら!!


 レッドウイングのアイリッシュセッターですね!
かなり長く履かれているということで、革自体が傷んでしまってい来ていました。

サイド部分が…
 こんな感じで、裂けて穴が開いてしまっています。
おそらく、革自体の乾燥と、どうしても屈曲する部分なので、動きに耐えきれなかったのかと思います。

そして、シュータン部分
 こちらは破れてボロボロになってしまっておりました。
いくらか柔らかい革を使っている分、傷みやすかったのかもしれません。


そこで、今回はこの二か所を、補強していきます。

まず、サイドの穴。
こちらは革のパッチを貼って、強度を出して行こうという予定。

 まずは、こんな感じで補強してあげると、デザイン的にもうるさくないかなというイメージで、形を決めて革を裁断していきます。
まずは適当なメモ用紙で形を作りました(笑)。

で、革を裁断したら、革の周りを極力薄く、漉いていきます。
 皮革用の包丁を使って、周りを漉いていきます。
もう少し写真を工夫しないと、ほぼ指ですね(苦笑。

で、この薄く漉いた革を、穴の開いてしまった部分にガッチリしっかり、接着します。
 こんな感じ。
靴の中には、外側に貼った革より、一回り大きな革を同じ個所に接着しました。
内側まで、貫通している状態だったので、表と中側から新しい革でサンドした形ですね。
ちょっと見えづらいですが、写真中央の黒い部分が新しく貼った革ですね。


で、ここで、この穴部分は一度、置いておいて、シュータン部分を作っていきます。

 シュータン部分はちょっと駆け足で、こんな感じ(笑)。
新しい革合で、シュータンの上半分を新しく作りました。
ハトメの部分は、元々のハトメを外してしまうと、雰囲気が変わってしまいかねない為、革に穴をあけて、上から貼り付ける状態で対応しております。


で、レッドウイングのタグも、元のシュータンの革ごと縫い付けておきます。
 タグが無くなってしまうと、ちょっと、残念ですもんね。


で、先ほど張った、ブーツのサイドのパッチ部分もぐるっと縫い付けていきます。

 で、出来上がるとこんな感じ。
 お修理をした感じはしっかり出るので、目立たないわけではないですが、これでまたしっかり履いていいただけるかと思います!
シュータンもパリッとしていますが、紐を通せば違和感なく履けるのではないかと思います!

こちらお修理、サイドのパッチが1080円。
シュータン部分が1620円いただきました。
期間は概ね1週間程度かと思います。
このお修理は状態、パッチのサイズによってもお値段が前後しますので、ご了解ください。
ブーツの様な、ワイルドに履ける靴だと、ガッチリ直しても、かえって雰囲気が良くなるかもしれませんよ!
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!