2018年9月7日金曜日

マルジェラ(Maison Martin Margiela)の足袋ブーツにハーフラバー!!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1


ゲリラ豪雨に続いて、強力な台風が来たと思ったら、今度は地震と今年の夏はどうかしてしまっているようですね。
とにかく、被害がこれ以上大きくならないことを願うばかりです。
元気に仕事が出来るだけでも、ありがたいですね。


というわけで、今日も元気にお修理を紹介していきたいと思います!!
こちら!!
 ちょっと写真が暗くて、わかりづらいですが、メゾン・マルタン・マルジェラ(Maison Martin Margiela)の足袋型ブーツになりますね!!
マルジェラといえば、1988年にパリで設立したファッションブランドですね。
カレンダーのようなロゴが印象的です。



で、足袋型といっても何のことか、わからないかと思うのですが、靴底を見ると一目瞭然。
 レザーソールが付いているものの、親指の部分は日本の足袋のように分かれております。
ちなみに、このブーツの後ろ側は、ファスナーではなく、やはり足袋のとどうよう、引っかけるようなフックが付いています。
写真を撮り忘れる凡ミス…。

で、こちらの靴、やはりレザーソールのままでは使いにくいということで、ハーフラバーを取り付けていきます。

まずは…
 こんな感じで、ハーフラバーの接着面を、フィニッシャーで荒らして、接着剤の食いつきを良くなるよに下処理をします。

そして、接着剤をしっかり塗り込み放置。
 こちら、放置中(笑)。
放置というか、接着剤が乾くまで置いておく感じですね。
概ね、20分程度。
乾いたら、もう一度薄く接着剤を塗布して、さらに20分程度おきます。
ある程度しっかり乾燥させてから、ハーフラバーを圧着してきます。

ハーフラバーは表面を削って下処理したあと、プライマーを塗布→乾燥→接着剤を塗布→乾燥 の順で作業をしたのち、温めて、写真のように貼り付けていきます。
 とりあえず、足袋の指の股は無視して貼り付けました。

そして、大まかに余っている部分をカット。
 こんな感じですね。
この後、慎重にずれないように、指の股をカッターで削っていきます。
写真を撮る余裕がなかったので、出来上がるとこんな感じ。

 ドスン!
元のライン通りに仕上げることが出来ました。
ちなみに、靴底の周りは、カッターでハーフラバーをカットした後、フィニッシャーで整えていますが、指の股はフィニッシャーが入らないので、カッターだけで仕上げるようにしてあります。



これで、安心して履いていただくことが出来るかと思います!!
カカトは、6ミリ程度のゴムが付いているので、そちらが無くなったらの交換で問題ありません!
こちらのお修理、1944円、最短1時間程度になります。


ちょっと変わった形や、素材だと、ハーフラバー付かないんじゃないか?なんて思いますよね。
だいたい付けられますよ(笑)!
是非お気軽にご相談ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!