2019年1月10日木曜日

カカトの内側が破れてしまったら。スベリ革修理。

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc


さて、寒い日が続きますね。
足元の冷えが尋常じゃありません、この冬初めて、靴の中に入れる使い捨てカイロを使いました(笑)。
空気の乾燥した感じも続いており、のどの調子も悪いような…。
皆様もくれぐれも風邪や、インフルエンザなどかからないよう、お気を付けください。

というわけで、今日も元気に修理のご紹介。
こちら!!
 黒のダブルモンクの紳士靴ですね!!
キャサリンハムネットの靴になります。

で、こちらが…
 こんな感じでカカトの内側の革が破れ、中の白い芯材が見えてきてしまいました。
靴ベラを使っても、どうしてもこの部分は、靴の脱ぎ履きだけでなく、歩いているときも少しづづ擦れてしまうので、どうしても最終的にはこんな感じで、革が摩耗して破れてしまいます。

そこで、今回はここに革を当てていきます。
 わかりにくいですが、接着剤が塗ってあります。
基本的にはハーフラバーやヒールの接着同様、接着剤を靴の接着面、材料の両側に塗り、しっかり乾かしてから、軽く温めて圧着してきます。

さすがに圧着機は入らないので、手でギュッギュ、ギュッギュ押し付けて接着します。
こんな感じ。
 今回は、黒のヌバックの革を使いました。
で、接着した後はこれを縫い付けていきます。
一目一目慎重に、元々の縫い目の穴を外さないように、慎重に同じところを縫っていきます。

そして、余った革をカットしていきます。
イチギリなんて呼ばれる道具を使ってス―――っと切っていきます。
普段はもう少しス―――っと切れるのですが、動画の撮影をしているので、カメラの前から靴を動かせず、一発で決められませんでした(笑)。
もう少し、スムーズなんですよ!??

そうすると、出来上がりはこんな感じ。
 いかがでしょうか?元々貼ってあるシールが気になりますが、概ね違和感がないかと思います(笑)。
外側から見ても、こんな感じで。
ミシン目をキッチリ追っているので、一般の方が手に取ってみても、ほとんどわからないかと思います。
履いていたら、私もまず、わかりません(笑)。
こちらのお修理、3240円となります。
通常1週間いただきます。

靴のほつれや、破れなど、ミシンを使ったお修理も、もちろん承っております。
是非お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!