2019年1月20日日曜日

ヴィトン(Louis Vuitton)のバッグの紐が取れてしまった!

みなさま、こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc


気が付けば、一月ももう後半ですね。
相変わらずバタバタしているとあっという間に時間が過ぎていきます。
恐ろしい!
寒さはこれからがピークかと思いますが、寒さにも負けず頑張っていこうかと思います!

今日ご紹介するのはこちら!!

 Louis Vuittonのショルダーバッグですね!!
さすがに私が説明するまでもなく、一目でわかるルイビトン。
モノグラムシリーズの定番ですね。

で、実はこのお修理、以前もご紹介したことがあったかと思うのですが…
 もはや定番のように、このショルダー紐の付け根の部分の革が、傷んで千切れます。
今回はこちらの革を交換していきます。

まずは当然ですが、革を外していきます。
初めにLouis Vuittonロゴのあるカシメを外します。
 残念ながらこのロゴのついたカシメを外すにあたり、ニッパーで切って外すため、再利用が出来ません。
このカシメ金具については、新しい無地の金具になってしまいます。
ご了解ください。


で、外した革から型紙を作ります。
 と言ってもこのお修理、定番とご紹介しましたが、本当に数が多い為すでに型紙は出来ております。

この型紙を使って、ヌメ革を裁断していきます。
 まっさらなヌメ革だと、あまりにも白すぎる為、若干染色してあるヌメ革を使います。
と言っても、一般的に見たら染めてあるか、わからない程度のイメージ。

裁断し終わったら、縁取りに「ネン」なんて言われる、線?を入れていきます。
 こんな感じで、ギュー―っと押し込むように線を引きます。

で。
 革の切り口が、ぼさぼさにならないように、染色しながらまとめます。
写真を撮るのに片手でやっていますが、もちろん両手で周りを塗ります(笑)。

で、出来たパーツがこちら。 
 少しでも切れにくいように、裏には伸び止めのテープを取り付けております。
後は、元通りに組み立てていきます。
 まずは、ミシンで縫い付けて…
 新しいカシメでガツンと固定。
 裏地ごと縫うわけにはいかないので、ほどいた部分を縫い直せば出来上がりです。

 こんな感じですね!!
金具のロゴが無くなっておりますが、基本的には近づいてみないとわからないかと思います。
たぶん(笑)。




これでまた、安心して使っていただけるかと思います!!

こちらのお修理、紐の付け根革交換、1ヵ所2160円となっております。
通常期間は2週間いただきます。


Louis Vuittonのバッグ、ヌメ革部分が傷んでしまうこと、たびたびあります。
それでも諦めることはちょっと出来ないですよね。
直せることも多々ありますので、お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!