2019年5月20日月曜日

birkenstock(ビルケンシュトック)の靴に、vibram1136番!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さてさて、ここのところ、天気が良く、油断しておりましたが、大雨がやってくるかもしれないとのこと。
既に、かなり降っている所もあるようですね。
大きな被害などでないと良いのですが…。
昨年は、井荻の町の線路をくぐる通路のエレベーターも、大雨で壊れておりました。
降らないのも困りますが、ほどほどでお願いしたいところです。

さて、そんなわけで、まだ降る気配もないので、今日も元気にお修理のご紹介!
…いや、雨が降ってもブログは出来ますね(笑)。

こちら!
 こうしてみると意外とスッキリして見えますが、ビルケンシュトックの、外羽根プレーントゥの靴になりますね!
そこはというと・・・
 こんな感じで、しべりにくい仕様に。
底面から見ると、つま先のほうの独特の形状が、ビルケンシュトックの靴だなと、わかりますね。
私も長く履いておりますが、やはり履きやすい印象です。

で、こんな感じで、カカトはお修理されている状態ですが、それもかなり擦り減っております。
 というわけで、今回は靴底を全て交換して行きます。

まずは、靴底を取り除く作業。
 そのまま剥がれる場合もあるのですが、はがれにくい靴は薄くなる所まで、靴底のゴムを削り落とします。
薄くすると、熱がかかるためもあって剥がしやすくなります。
それでも剥がれない場合は、すべて削り落とすのですが、今回は剥がすことが出来ました。
 こんな感じで、全て靴底を取り除きました。。
元々セメンテッド製法といって、靴底を接着で取り付けている靴なので、縫い糸等はありません。

で、ここにミッドソールになるスポンジを接着します。
 これは接着したスポンジのミッドソールを荒らしている所ですね。
この一枚で仕上がりの雰囲気がだいぶ変わったりします。
クッションも出ますし、見た目の厚みも、そのままソールを貼るよりも、しっかり出すことが出来ます。
 そして、取り付ける本底にもしっかりとプライマーと接着剤を塗って、乾かします。
接着剤を塗って…1時間程度、何なら半日くらい放っておいても良いのですが、しっかり乾かしてから、接着剤をヒーターで温めてから、圧着してきます。
 こんな感じで、圧着機で、ガッチリしっかり。
圧着と同時に、接着剤をしっかり乾かしてから作業することも大切な工程になります。

で、靴底が付くとこんな感じ。
 やはり、通常の靴に比べ、ビルケンシュトックの靴は横幅が貼っており、つま先が短いので、材料が、独特の余り方をします(笑)。
 で、余分をフィニッシャーでしっかり削って、形を整えれば出来上がりですね。
 こんな感じ。
ビルケンシュトックにビブラム1136番を取り付けました!!

 横から見ると、こんな感じですね。

これでまた、ガシガシ履いていただけるかと思います!

こちらのお修理、12960円いただきました。
納期は通常3週間程度いただきます。

元々つま先から、カカトまで一体型の靴や、直せそうもない雰囲気の靴も、意外と直せること多いかと思います!
お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!