2017年5月21日日曜日

repetto(レペット)のバレーシューズに、ハーフラバー!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!

10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc


まだ五月ですが、本格的に暑くなってきましたね。
蚊も飛び始めており、当店もう蚊取り線香を焚いております。
デング熱、今年も流行るのでしょうか??
蚊に刺されるのは逃げようがない気がして怖いです。

さて、そんなわけで、早くも初夏を満喫している気分ですが、今日も元気にお修理のご紹介!!
こちら!!
 ぺったんこなバレーシューズの定番、repetto(レペット)ですね!!
1947年、フランスのローズ・レペットさんが、ダンスシューズをデザインしたダンス用品メーカーになります。
ファッションブランドのイメージが強いかもしれませんが、今でももちろん、ダンスの衣装や、ダンスシューズを手掛けているそうです。

さて、そんなレペットの靴。


 製法も独特で、バレーシューズのように、おそらく靴をひっくり返して作っているのだと思います。
靴底が非常に薄い革で仕上げられており、表の革とすくい縫いで縫製してあります。
そこが薄いため、返りもよく履きやすい要因ですね。
ですが、どうしても擦り減りやすかったり、滑りやすい難点が。

そこで今回はハーフラバーを貼っていきます。
 ビブラム7373番、1mmの薄いタイプになります。

まずこちらのまっすぐな部分を…

 フィニッシャーを使って、斜めに1mmから、さらに薄く斜に仕込んでいきます。
そして、靴側も接着する部分を必要最低限、荒らしていきます。
この荒らす部分をなるべく少なくするために、先ほどハーフラバーのまっすぐな部分を出来るだけ薄く仕込んだ形です。
そうすると…
 この継ぎ目の部分が、ピタッと段差無くきれいに仕上げることが出来ます。
元々の靴底を1mm削り込めば、同じような仕上がりにできるのですが、靴底のほうは出来るだけ削る量を減らしたいので、ゴムを削って仕上げます。

あとは、周りの余った部分を切り取って、フィニッシャーで仕上げると、こんな感じに。

 色合いもベージュなので、比較的目立なく仕上げられたかと思います。


1mmとは言え、これが貼ってあると滑りにくく、また、摩耗にも強くなるので安心感が増すかと思います!!

こちらのお修理、1944円。
1時間程度いただけると助かります。
急ぎの場合は、裏技??を駆使して30分程度仕上げていきます!

元々そこの薄い靴、心配ですよね。
ハーフラバーを上手に利用すると、靴を長持ちさせることが出来ますよ!
お気軽にご相談ください。

皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!