2018年11月2日金曜日

adidasのスニーカー、加水分解を直す!!

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1


11月10日の土曜日、当店15時からの営業とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、お間違いのないよう、お気を付けください。
よろしくお願いいたします。



さてさて、早いですね、もう11月になりました。
お陰様で、繁忙期らしく、当店もたくさんの靴をお預かりさせていただき、寝る間も惜しんで(?)お修理させていただいております!!
若干納期を長めにいただくばあがございます。
恐れ入りますが、時間にやや余裕をもってご来店いただければと思います。
よろしくお願いいたします。


さて、今日ご紹介するのはこちら!
 じゃん!
と、まばゆいばかりに真っ白なスニーカー!!
3本線といえば、アディダスですね!!
余談ですが、学生の頃、アディマウスなんて、アディダスとミッ〇ーマウスのコラボ??みたいなTシャツや靴があったような気がする…なんて思って、ググってみたら、今でも同じ名前のブランドがあって驚きました(笑)。

さて、話は脱線しましたが…
 残念ながら・・・
 新品状態なのですが、靴底が劣化して、割れてしまいました。
そこで、今回は靴底を交換していきます。

まずは、ボロボロと崩れてしまう靴底を剥がれるところまで、剥がしてしまいます。
 こんな感じで、スッキリと。
 外した靴底はボロボロに(苦笑。

そして、剥がれきれず残っていた部分は、フィニッシャーを使って削り落としました。
 こんな感じに。
 裏はこんな。
スニーカーの場合、いわゆるつり込みと言って、アッパーの白い革を靴底側に引っ張ってまとめるのではなく、仲底のナイロンの様な生地?と表の革を縫い合わせてある場合が多いです。
なので、靴底を剥がす際、周りの塗ってある糸を切ると、靴が崩壊してしまうので注意しながら進めます。

そして、今回は靴底のゴムが、白い革のほうまで覆っていた状態なので、この部分に革を巻いていきます。
 これは白い革になりますね。

これを、どちらかというと通常の靴のように、つり込みまではいきませんが、中底ごと巻き込んでいくように接着します。
 変な凹凸が出ないように綺麗に織り込んで、叩いて圧着します。

そして、アッパーとの接着部分は、剥がれないように縫っていきます。
 こんな感じで、ずれないように慎重に縫います。

そして、この後、押し縁なんて言われる、パーツと、新しい靴底をしっかりガッチリ接着していきます。
 こんな感じで、圧着機でがっちりと。

最後はいつも通り、靴底の周りを削って、整えていきます。
 で、出来上がるとこんな感じ!

 この写真だと、わかりづらいですね(笑)。
横から見ると、こんな!!

 グッと雰囲気は変わりましたね!
 ソールはビブラム9105番です!
抜群のクッション性と、深い切れ込みで返りも良いです。
かたいゴムに比べると、すり減りやすいかとは思いますが、通常のスポンジ底に比べると、かなり丈夫です!
こちらのお修理、12960円いただきました。
3週間程度のお預かりとなります!

スニーカー、なるべく近い形でのお修理も出来ますが、こういった、全然違う雰囲気に仕上げるお修理も人気です!
是非お気軽にご相談くださいね!
それでは、皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!