2018年11月23日金曜日

Minnetonka(ミネトンカ)のカカトが潰れてしまったら

皆様こんにちは!!

杉並区、井荻の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

井荻駅南口を出ていただき、陸橋をくぐって、環八の側道沿いにございます。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております。
駅から、1分足らずの距離なので、通り過ぎないようにお気を付けくださいね!!
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc

また、最近、集荷配達のサービスを始めております。
お修理品の数が多いときなど、お気軽にご連絡ください。
集荷配達についてはこちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/blank-1


さてさて、ちまたでは11月の第4金曜日をブラックフライデーと呼ぶらしいですね。
アメリカなどで、11月の第4木曜日が感謝祭にあたり、それが終わると年末商戦に突入することからそう呼ばれるそうです。
買い物客の混雑や、利益が出る黒字からブラックだそうです。
そもそも感謝祭自体が、いまひとつ、よくわかりませんが、なんと井荻でも!!
本日から、歳末福引大売り出しが始まっております!
まさにブラックフライデー!!
…井荻の町の歳末大売り出しで、ブラックなほど混雑するイメージは、まったくもってありませんが、歳末頑張っていこうと思います(笑)。
今年は、ディズニーランドのチケットが当たるそうなので、千葉のネズミさんに会いたい方はぜひ、福引チャレンジしてみてくださいね!
福引は、福引は12月11日からだそうです!!


というわけで、いよいよ歳末なんて言われる時期になってきたのですね。
早いです。
頑張らなくては!!
というわけで、今日も元気にお修理のご紹介、こちら!
 モカシンシューズと言えば、Minnetonka(ミネトンカ)ですね!!
1946年創業の老舗メーカーで、アメリカの原住民が使用していた、素朴でシンプルな袋状の靴を作っているメーカーになります。
かわいらしいですよね!

で、こちらがどうなってしまったかというと…
 こんな感じで、カカトの部分が潰れてしまいました。
元々がシンプルな袋状の作りというだけあって、芯材が限りなく少ししか使われておりません。
なので、長く履くとこういった感じに、形が崩れてきてしまいます。

インディアンモカシンは、そういうもんだ!という気持ちで履くもののような気もするのですが、とはいえ、綺麗に履けるものなら、綺麗に履きたいですよね。

そこで、今回はカカト部分を補強していきます。

まずは…
 髪で、こんな感じかな?という芯の形を決めていきます。

で…
 やや厚みのあるヌメ革を癖付けして、こんな感じで、カカトの芯を作りました。

で、これを内側にバチコーン!と貼り込むと…

ビフォー
 アフター
 見るからにパチンとしたのがお分かりになるかと思います。

内側は…
 こんな感じ。
とはいえヌメ革がダイレクトに見えてしまうので、違うと思うので…
 こんな感じで、ヌバックの革をその上に貼り込みます。
これもしっかり補強することで、2重の芯材になるイメージ。

これを靴の口元で縫っていきます。
 履き口の帯を外して、その中で縫い付けます。

縫い終わったら、内側に貼った革の余分な部分をカットします。
 こんな感じ。
だいぶ自然な雰囲気になったかと思います。
 これで、カカト中心に広がってしまっていた履き口も、だいぶスッキリしましたね!!

 こんな感じで、グッとやっても、グニュっとはつぶれなくなりました!

これでまた、スッキリしっかり履いていただけるかと思います!!

ただ、基本的にはこちらは潰れてしまったカカトの補強という形になります。
手でグッとやって潰れなくても、カカトに体重がかかるとやはり、潰れてしまうかと思います。
出来ることなら、靴ベラを使って、ちょこっと気を付けていただければと思います。

こちらのお修理、3780円で、現在込み合っており、2週間程度いただく場合がございます。

お気に入りの靴も、型崩れしてしまうと、残念な気分になりますよね。
何とかできる場合もございます。
お気軽にご相談くださいね!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!