2019年11月29日金曜日

coachのバッグのハンドルを、長くする。

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

さて、12月と年末年始のお知らせです。
12月9日(月)は臨時でお休みをいただきます。
また、12月30日(月)~1月3日(金)までの5日間、お正月休みとさせていただきます。
ご迷惑をお掛けするかと思いますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


さて、今日はなんだか一段と寒い気がいたしますが、気のせいでしょうか?
とはいえ、当店移転してから、自動ドアがあるため、だいぶ快適になっております。
去年の今頃であれば、重ね着に重ね着をして、ツナギで全てを覆い隠して仕事をしておりました(笑)。
とはいえ、油断すると風邪をひきそうになるので、健康第一で頑張りたいですね。

そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介。
こちら!!
 coach(コーチ)のトートバッグになりますね。
coachと言えば、1941年ニューヨークのマンハッタンで創業した、高級皮革製品メーカーになりますね。
現在はタペストリーという会社に社名が変わっているそうです。


さて、そんなバッグですが、ハンドルが若干短く、肩を入れて使いたいが、使いにくいとのことでご相談をいただきました。
 おおよそバッグの縁からハンドルの中央の立ち上がりが15㎝程度。
ここの高さが20㎝くらいあると、だいぶ楽に肩が入るようになります。
男性で冬場にコートを着る前提でも25㎝あるとかなり長めな印象になる感じです。

ということで、今回はハンドルをやや長く、作り替えていきます。
まずは…
 本体の生地を傷つけないように、慎重にハンドルを外していきます。
 で、こんな感じでメジャーで20㎝強になるには何センチくらいかを図ります。
革の張りでハンドル自体は丸くなるので、メジャーもたわませておきます。
この辺は感覚ですね。

で、長さが決まったら裁断。
 ハンドルの付け根の部分と、中央のやや細くなっている部分は同じ太さになるように型紙を作って革を裁断していきます。

で、革の裏には伸び止めを貼って、使っていくうちに革が伸びてしまうので、少しでも防止できるように仕上げていきます。
 革の厚みを調整して、若干ハンドルの中央が膨らみを持つようにします。
 微妙でわかりづらいでしょうか(笑)。
ただ少しでもこういった、調整をしておくと縫った後の仕上がりが、何となく綺麗にみえます。
やるとやらないでは意外に違うので、なるべくきれいになるよう進めます。
 で、2枚合わせた革を縫い合わせ…
 コバと呼ばれる、革の切り口を塗って滑らかに整えます。

で、バッグ本体に取り付け。

 バッグに取り付けるときは、ミシンを変えて、一目づつ慎重に。

で、出来上がるとこんな感じですね。
 比べると…
だいぶ長くなったのがお分かりになるかと思います♪
これで、これからの季節、厚手の上着を着ても安心かと思います!

こちらのお修理8800円いただいております。
納期は通常2週間程度になります。

バッグ、ハンドルがもう少し長ければ、逆に短ければ!なんてご要望にもなるべく対応するようにしております。
お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!