西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです！！！
当店、１０時から２０時、水曜日定休で営業しております！！
遠方のお客様、当店配送でのお修理も承っておりますので、お気軽にご連絡くださいね！！
写真をメールに添付していただければ、概ねのお見積りも出せます！！
詳しくはこちらを御覧ください↓
http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc
ゴールデンウイークまっただ中ですが、当店元気に営業しております！！
若干、今日はボクシングが気になったりと、そわそわしておりましたが、きちんとお修理しておりますよ！！
やっぱりメイウェザー選手は強かったようですね。
見られなくて残念でしたが、前評判通りの良い試合だったようです。
メイウェザー選手の今回の試合のファイトマネーが１４４億円。
１４４億円？？
１４４億円だそうです（笑）。
１４４億円あったら・・・
・・・わからない。
ロケットもよくわからないので、余計に混乱をきたしております。
ま、まあ、すごい額ですよね。
９月で引退すると表明していたので、来年の所得税が心配ですが、そんな心配も無いくらい・・・というかそういう次元の話ではないんですかね（笑）。
さてさてさて。。。
私はゴールデンウイークも地に足つけて頑張りますよ（笑）！！
格好良いですねー。
革の感じも実に良いです！！
で、どうなってしまったかというと・・・
レザーソールだとどうしても起こってしまう現象ですね。
穴の中に、中物のコルクが見えてしまっております。
そんな時はまずカカトを外して、底の糸を切り靴底を剥がしていきます。
で、ここで注目していただきたいのが、コバですね。
ソールが二枚になっている、いわゆるWソールになります。
・・・なると思っていました。
Wソールとは単純に靴底の革が二枚重なっており、長く履いても中のコルクまで到達しない様になっている仕様です。
横から見た時は確かにWソールでした。
ですが、よく見ると・・・
そうです。
なんとこの靴、Wソールではなく、Wウェルト（笑）！！
Wソールに見えるのにいきなり中のコルクが見えていた理由がここでわかりました。
ソール自体は一枚ですが、ウェルトを二枚重ねることで、Wソールに見えるように仕上げてありました。
恐らくメリットとしては、当然デザインとして、Wソールのようにごつい印象に仕上がること。
また、ミッドソールを入れていないので重さが軽くなる事が考えられます。
初めて見たので、上手いこと作ってるな-と驚いてしまいました。
で、デメリットとしては、靴底が厚い割に、シングルソールと同じタイミングで穴が開いてしまうところですね（笑）。
ちょっと画期的で、驚きました。
で、引き続き修理に戻ります。
中のコルクがぼろぼろになっていたので今回は全部とってしまいます。
すると・・・
これが、グッドイヤーウェルト製法や、ハンドソーンウェルト製法の特徴で、長く履くと中物のコルクが沈み込み、持ち主の方の足型に中底が変形してくるのです。
そうなることで、革靴にさらなるフィット感が生まれ、まさにオーナー様の為の靴になっていくのです！！！
革靴の醍醐味ですね！！
というわけで、この上に新しいコルクをしっかりと盛っていきます。
コレでまた適度なクッションが生まれます。
また、一度沈み込んだ中底はコルクを入れてもフラットになるわけでは無いので、しっかリ足型を保つことが出来ますので、ご安心ください！
で、今回は・・・
Wウェルトではなく、Wソールにします。
バツチリと仕上がりました！！
ビブラム２０５５はグリップ力もあり摩耗にも強いのでオススメです！
１２９６０円となります。
安い！！！
１４４億円の話の後だと、強烈にお安く感じます（笑）！！
ですが、靴修理としてはお高い部類かと思います、皆様慎重にご検討くださいね（笑）。
通常３週間程度いただきますので、ご了解ください！！
Wソールの仕上げなども、出来る限り元に近い形で仕上げるようにしております！
シングルソールをWソールに、逆に”Wソールをシングルソールにすることも可能ですよ！
お気軽にご相談くださいね！！
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております！！
