2016年5月16日月曜日

ブーツの靴底が割れた!!

皆様こんばんは。

靴とバッグの修理店doekです!

なんだか、ブログを書こうとしていたら、地震がきて、少し慌てました。
怖いですね。
被害など出てないことを、祈るばかりです。


当店、西武新宿線、井荻駅南口の靴とバッグの修理店となります。
合鍵の作製も初めて、早いもので半年以上が経ちました。
どちらもお気軽にご相談くださいね!
水曜定休、10時から20時まで営業しております!!


さて、いつもあれですが、コラム?のご紹介から。
ウェブサイト「メンズ レザーマガジン」様に寄稿させていただきました。
靴の修理についてということで、ご依頼を受け書かせていただいております。
興味のある方は、是非こちら↓をご覧くださいね!!
 http://www.mensleathermagazine.com/pages/000167.html

・・・せっかくなんで、興味の無い方も、みちゃってください(笑)。


さてさて。
そんなわけで、今日もバタバタとしておりましたが、早速修理のご紹介!
 男らしいブーツがやって来ましたね!!
格好いいです!
なんかこう、履き込んだブーツは良いですよね、やっぱり。
ドレスシューズは出来るだけきれいに履きたいと思いますが、ブーツに関しては、くたくたになったものを修理しながら履き続けたい印象です。
ゴッホの靴の絵みたいに履きたいですね(笑)。

さて、で、今回はというと・・・
こんな感じで、親指の付け根の下あたりでしょうか?靴底が薄くなり、割れてきてしまっております。
ゴムの靴底の場合、軽量化?クッション性を増すため?はっきりとはわかりませんが、中が空洞になっている場合が、比較的多くあります。
その空洞まで達してしまった感じですね。


どうするかというと・・・
 薄くなっているところを含めて、黒いゴムの部分をガーーーーーっと削り落としてしまいます。

そうすると・・・
 こんな感じ。
ベージュのミッドソールが露出しました。

で、ここにビブラムの705番をガッチリしっかり接着いたします。
 こちら・・・確か5ミリ程度の厚みがあるため、単体で取り付けることは実は、あまり多くありません。
オールソールの際などに、レザーソールにつけて一緒に縫ってしまうような、取り付け方が多いですね。
ですが、今回はその5ミリの厚さを生かして、全体をフラットに仕上げていきます。

 ガーっと全体を削りながら、仕上げていきます。
上の写真はやらせですね、妙な角度になっています(笑)。

 で、今回はつま先と、土踏まずの方に補強のために釘を打たせていただきました。
接着だけでは少し不安な厚みがあるための処置です。

 これで、またガッツリ履いていただくことが出来るかと思います!!

ちなみに横から見ると・・・・
 自然♪
違和感ありませんね!

こちらのお修理、5400円。
ビブラム705番は在庫していないことが多いので、取り寄せ含め2週間程度いただく場合がございます。


まだまだ履けるのに、底部分だけ穴が開いてしまう何てこと、ありますよね。
お気軽にご相談くださいね!
何とかなる場合が多いです!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!