2016年5月20日金曜日

オールデンのローファー、靴底の修理!!

皆様こんばんは!!

西武新宿線井荻駅の、靴とバッグの修理店doekです!

当店10時から20時、水曜定休で営業しております。

配送でのお修理もドシドシ承っておりますので、お気軽にご連絡ください!!
詳しくはこちら↓
http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc


さて、先日の定休日、当店実は午前中、こっそりシャッターを開けておりました。
なぜかというと・・・



取材がしたいと、わざわざ当店に来て下さった為、張り切ってしゃべり倒しておりました。
「取材」なんて言われると、単純なので、有名人になった気分でテンションが上がっておりましたが、久しぶりにたくさん話したせいか、後半のどが渇くやら鼻の奥が渇くやら、疲れ切ってしまいました(苦笑)。
しかも今日お客様に、水曜日午前中通ったから開いてたから、午後来てみたらしまってたわ!!と・・・・すみません、イレギュラーでございました(笑)。

そんなこんなで、相変わらずバタバタしておりますが、そちらも何か進展があれば、こちらのブログでご報告いたしますね!!


と、いうわけで。
本日のお修理のご紹介!!

 今日ご紹介するのは、そう!!
この独特のフォルム!!
オールデンンの、コードバンのローファーになります!!
もう説明するまでもないですよね!!オールデン!!
みんな大好きオールデン!!
ちょっと荒い作りもまた魅力に見えてしまうオールデン!!
泣く子が黙るかもしれないオールデンです!!

というわけで、今日はこちらを修理させていただきます!
 靴底が、こんな感じ。
すでにハーフラバーを貼り、カカトも交換されていますね。
良い靴を修理しながら長く履く。
もう、本当に理想ですよね!

で、どうなってしまったかというと
 つま先部分が剥がれ、ソールもだいぶ薄くなっておりました。
そこで、今回はハーフラバー、ヒールとも交換していきます。

まずはヒールと、ハーフラバーをはがしていきます。
 釘がたくさんなので、やはりはがれにくいですね。

で、はがした部分の古い接着剤は出来る限り除去します。
 除去といってもグラインダーで削り落としていきます。

で、何回目かのハーフラバーということもあり・・・
 アウトステッチが切れてしまっていました。
正直なところ、ステッチが切れても、いきなり靴底が剥がれるようなことはないかと思うのですが、念のため・・・
 こんな感じで周りに短い釘を打ち、靴底ごと剥がれることのないよに固定します。
もちろん、靴の中に突き出たりしないよに慎重に作業します。

 で、何の写真かわかりませんが、ハーフラバーを切っているところでしょうか。
ぶら下がっているのがカッターなのですが、角度が悪く何が何やら(笑)。
作業しながら一人で写真を撮っていると、割と無理があります(笑)。

で、カカトやハーフラバーの周りを削り、きれいに整えていきます。
 これは革バフなんて言われるもので、コバにワックスを乗せつつ、磨いているところですね。

で、今回付けたかかとがこちら!!
 お客様のご要望で、おフランス製topy社のやや厚め8.5ミリ厚のターボリフトを取り付けております。
長持ちすること間違がいなしですね。
最近はもっぱらビブラムが人気ですが、トピー社も実は老舗の靴修理部材専門の会社となっております。
ビブラム同様、粘りのあるゴムで摩耗にも強く実はおススメなんですよ!!

そして・・・
 ハーフラバーは、ビブラム2340番 エクスプローションソールを取り付けております。
こちらも2ミリとやや厚め。
エクスプロージョン・・・?爆発?ちょっと意味合いはわかりません(笑)。

 ちなみにつま先にはビンテージスチールを装着しているので、耐摩耗性に関しては、それこそ最強タッグです!!
これでもちろん、まだまだ長く履いていただけますね!!
まだまだまだ、長く履いていただきたいです!!

こちら、トピーターボリフト 2337円
ビブラム2340番ハーフソール 2484円
ビンテージスチール 3240円

となっております。
お時間、出来れば翌日だと助かります!!
えーーー!と言っていただければ、当日仕上げさせていただきます(笑)。

と、いうわけで、良い靴はもちろん、デイリーユーズの靴も修理すれば、まだまだ履くことが出来ますよ!!
靴は足に合ったものが一番です。
無理かなと思っても、お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!