2016年11月10日木曜日

Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)のレザーソールを前の方だけ交換!!

皆様こんにちは!!

杉並区、上井草の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。

10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
次の水曜以外のお休みは年末年始の予定です!

遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
!!
 配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc



さて。
いよいよ冬がやってきましたね。
寒い冬、突然食べたくなったのがこちら!!
遅ればせながら、カップヌードルの謎肉祭!!
『あの』肉が通常の10倍入っているそうです!!
見ての通り、謎肉?が多いです(笑)。
で・す・が・・・こちら大問題が・・・。
謎肉が増えた分か知りませんが、わたくしの大好きな海老がいなくなっております。
こんなことなら普通のを買えばよかった!!
日清様、次回は海老祭、期待しております・・・。


と、いうわけで、本当に関係のない話から入りましたが、寒いですが元気にお修理しておりますよ!!
腰が痛かったり、痰が絡むのが治らず、病院に行ったら加齢のせいだと言われたり、残念なことばかりですが、頑張っております(笑)!!
今日ご紹介するのはこちら!!


 Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)の茶色のストレートチップになりますね!
クロケット&ジョーンズといえば、もう靴好きの人なら説明もいらないかと思いますが、イギリスはノーザンプトンの120年以上続くメーカーになります。

で、そんな名靴がどうなってしまったかというと・・・

こんな感じで靴の中央に穴が開いてしまいました。
つま先はトゥスチールが施されているので、さすがに極端な摩耗ありませんでした。

で、今回はこちら、かかとの部分を残して、前のほうのみ靴底を交換していきます。

まずこんな感じで前のほうの縫い糸を削り落としてから、靴底をはがし、中央でバスッ切り取ってしまいます。
この後、ウェルトに残った糸を抜き、コルクを詰めなおし、上に革そこを張って、トゥスチールをはめられるように削り込んで・・・。
なんて工程があったのですが、なんと写真がありませんでした・・・。
残念!!
もちろん、下処理もきっちり行っております。

で、新しいソールをつけて、縫いあがったのがこちら!!
 
 いかがでしょう、土踏まずのあたりに革の継ぎ目はあるものの、ぱきっと綺麗に仕上がっております。

で。
 つま先部分は縫う前にトウスチールがはまるように削り込んでから塗ったので、安心ですね。
ここにスチールをはめて、ネジで固定します。
 こんな感じ。
ピタッとはまりました。

そして、最後に全体を染めて、仕上げてあげると・・・
 おーーーー。
 美しいです(自画自賛)。

 こば部分は、手にもって見ないと継ぎ目はわからないくらいです!!


というわけで、こちらのお修理、両足で8640円。
プラス、トゥスチール3240円。
つくりによって若干前後することがございます。
靴底全部取り換えると、12960円(トゥスチール無し)ということを考えると、だいぶリーズナブルな上に、踵など傷んでいない部分はそのまま残せる、とても良いお修理かと思います!!
期間はおおむね3週間。
こちらはオールソール交換と同様になります。

 というわけで、部分的にお修理することで、必要最小限の修理が可能だったりもします!
同じお修理でもやり方はいろいろあったりしますので、お気軽にご相談くださいね!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!