杉並区、上井草の靴とバッグの修理店doekです!!
最寄りの駅は、西武新宿線の井荻駅になります。
10時から20時までの営業、水曜日のみ定休日をいただいております。
遠方のお客様は、配送でのお修理も承っております。
写真をメールに添付して、送っていただければお見積りも出せますので、お気軽にご連絡くださいね
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配送修理について→http://doekrepair.wix.com/doek#!untitled/civc
さてそんなわけで、まずはいつもの?こちら。
https://shoeslabo.0101.co.jp/article/foot-leg/shoe-care-repair-storage/30483/
https://shoeslabo.0101.co.jp/article/foot-leg/shoe-care-repair-storage/30485/
https://shoeslabo.0101.co.jp/article/foot-leg/shoe-care-repair-storage/30478/
丸井様のサイト、アシノコトにコラムを載せいただきました。
ありがたいですね。
引き続きそちらも、依頼が来ているので着々と準備中。
また更新された際は、ご紹介いたしますね!!
というわけで、だいぶ暖かくなったとはいえ、まだ肌寒い感じが残ります。
早くもう少し薄着にして、身軽の状態で仕事をしたいのですが、相変わらずの着ぶくれ状態です(笑)。
さてさて。
そんなわけで、今日ご紹介する靴はこちら!!
外ばねウイングチップの・・・ビンテージ靴なことはわかるのですが、どこの靴ははっきりわかりませんでしたが、ガッチリしっかり作られた雰囲気のある靴でした。
で、こちらの底は・・・
こんな感じ。
カカトも前側も、レザーソールになっております。
で、今回は。
こんな感じで、ちょっと切り口を丸くした感じでハーフラバーを装着していきます。
カカトはというと・・・
プラスチック??ポリプロピレン??アメリカの古い靴に良くある、接着剤の着きにくい謎の積み上げごと、今回は交換していきます。
こんな感じで、マイナスドライバーを差し込み、本体やソールに傷をつけないよう、かかとを全部外してしまいます。
で、今回はビブラムの700番ヒールをお選びいただきました。
で、この写真、左がビブラム700番。
右の私が持っているほうが、もともとの純正ヒールとなります。
ちょっとこのままではヒールが高くなってしまいますね。
そんな時は・・・
ごりごりごりっと、700ヒールの接着面を削り、薄くしていきます。
薄くといっても、700ヒールがおおむね、20ミリ。
アメリカビンテージ靴の定番は14ミリ程度でしょうか?
なので、ハーフラバーを装着する分を考えて5ミリ程度削り落としていきます。
一番上が純正、二番目が削ったもの、一番下が700番そのままですね。
こうしてみると厚みの違いがよくわかります。
ここまで来たらヒールは貼り付けて、削るだけなのでいつも通りの作業になります。
で、ソールはというと。
当然、こんな形で接着面を荒らしていくのですが、今回は切り口を丸くするので、靴側も合わせて荒らしていきます。
これがずれると格好悪いので慎重に作業します。
で、今回はつま先にトライアンフのトウスチールも取り付けました。
取り付けたトゥスチールごと削り込んでいきます。
火花の上がるシーンを撮りたかったのですが、割とピッタリサイズで片手で靴、片手でスマホカメラを持ちながら火花が出るほど削るのは危険なので、地味な写真です(笑)。
そして、今回はこんな感じで化粧釘も打ちました。
もちろん、はがれにくくする補強の意味合いが強いです。
で、出来上がるとこんな感じ。
ドスン!!
真鍮釘がいい感じですね。
700ヒール削り込み、ハーフラバー切り口丸く、化粧釘からのトライアンフトゥスチール。
ラーメンでいえば、全部乗せ!みたいな感じでしょうか(笑)。
かかとの高さも、無事違和感なく仕上げることができました!
こちらのお修理、700ヒール3456円、ハーフラバー2138円、トライアンフトゥスチール3240円、化粧釘丸く仕上げオプション540円いただきました!
合計9374円、結構な金額になってしまいましたが、ガシガシ履ける仕上がりになっております!!
こちらのお修理、材料の在庫があれば・・・出来れば翌日、頑張れば当日お渡しも可能です(笑)。
お急ぎの場合は、がんばれ!!とお伝えください(笑)。
というわけで、今回のような最強コンボもお修理承っております。
ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!