2019年10月5日土曜日

DANNER(ダナー)のブーツ、オールソール交換!!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口を出て右側に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。
水曜定休、10時から20時までの営業となっております。
お気軽にご来店ください。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


さて、今日は見事に晴れておりますが、なんだか暑い日が続きますね。
10月だというのに30度はちょっと、やめて欲しい気も致します(苦笑。


さてさて、今日ご紹介するのはこちら!!
 DANNER(ダナー)のブーツになります!!
1932年にアメリカで創業したブーツメーカーになりますね。
ゴアテックスを初めてブーツに採用したこともあり、そのイメージが非常に強いです。
さすがにスーツには合わせられないかと思いますが、アウトドアにはもちろん、雨用に一足あったら最強なブーツかと思います。

さてそんなブーツが…


 こんな感じで、つま先部分はビブラムソールの凹凸のパターンがすっかり無くなり、カカトはゴムが無くなり、ミッドソールもかなり大きくすり減ってしまっております。

 こんな感じですね。
…全体の擦れもなかなかの状態です。

今回はこちらを全体的に補修していきます。
まずは、靴底。
 ビブラムソールを、まずは全て剥がしました。
年数がたっているせいか、手で引っ張ったら剥がれるような状態でした。

で、つま先やカカトのミッドソールが擦り減っている所に、スポンジ素材を足していきます。
 こんな感じで、ゴツっと分厚いスポンジを接着しました。
これをフラットに削って整えていきます。
 ついでに全体の古い接着剤なども削り落として、新しいソールを接着しやすい状態にしていきます。

で、こんな感じ。

 カカトとつま先に黒いスポンジを取り付けました。
最終的に、ミッドソールを含めて黒く塗るのですが、ダナーのミッドソールは濃いグレーのスポンジが使われております。
本当はピッタリくるものがあると良いのですが、現状無いので黒のもので継ぎ足していきます。
 こんな感じですね。

そしてここにいつものように、新しいソールをしっかり接着。
 圧着機でドスン!

全体を整えていきます。
 なるべく元のラインに近いように、ミッドソールはなるべく触らないようにしておりますが、最低限は新しいソールとともに削って仕上げます。
もちろん、今後のオールソール効果や、カカトの交換の時に影響の出ない範囲にはしておりますが、念のためご了解ください。
 で、全体の擦れもかなりひどいので、靴クリームで捕色していきます。

出来上がるとこんな感じ!
 当たり前ですが、靴底は新品になりました♪
 継ぎ足したところはこんな感じになります。
わかりやすいように明るくしましたが、通常履いていれば、ほぼわからないのではないかと思います。
これでまた、しっかり履いていただくことが出来るかと思います!

こちらのお修理、オールソール交換9900円。靴磨き1100円いただいております。
通常2週間程度のお預かりとなります。

ハードに履くブーツも、きちんと手入れをしてあげると、より長く履くことが出来るかと思います。
履きこんで良い感じになった靴と、くたびれた靴は、やっぱり違うと思うので、お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!