2015年10月12日月曜日

リーガルの靴のつま先が擦れた時は。塗装を落とす!?

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!


先日もご案内しましたが、今月17日土曜日、閉店時間を18時とさせていただきます。
 それ以外は変わらず、10時から20時の営業となっておりますので、ご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 

もちろん配送でのお修理は変わらず、承っておりますので、お気軽にご相談ください!!

http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc

フェイスブックもやっています!  

https://www.facebook.com/doek.iogi?ref=bookmarks
さらに、インスタグラムを始めました!!

 https://instagram.com/explore/locations/1016924038/

というわけで、よろしければ上のも見てくださいね(笑)。



さてさて。
すっかり日が落ちるのも早くなり、徐々に肌寒い日がやってきそうな予感がいたします。
当店、知る人ぞ知る、冬寒い店舗となっております!
今から考えるだけでちょっと、気が滅入ります。
そのくらい寒いんですよ(笑)!!
友人たちには、ここは室内でなく屋外だと言われております・・・、雨は凌げるんですけどね。
確かに風は吹きこみます(笑)。

 はい。
というわけで、本格的に寒くなる前の今が、元気です!!
皆様ドシドシお修理お持ち込みくださいね!!
今が元気です(笑)!!


というわけで、今日も修理のご紹介。
今日ご紹介するはこちら!!
 リーガルのUチップシューズになります!
シュッとして格好良いですね!!
ですが、お気づきかと思いますが、つま先のところ色が剥げてしまっているの、お分かりになりますでしょうか??
このタイプのリーガルの靴、正直なところ軒並みこうなってしまうんです。

これどういう現象かというと、つま先や縫い目に沿って、革の表面を顔料で染めています。
いわゆるアンティーク風の仕上げになるのでしょうか?
で、前回のこちらのブログでもご紹介しましたが、染み込ませて染める染料に対して、表面を塗るタイプの顔料。
これは、強く擦ってしまったりすると、どうしても剥がれてしまうんです。
で、今回も傷がついてしまったというより、塗ってあった顔料が剥げてしまった形。


実はこのお修理、以前もご紹介いたしましたが、(http://doekrepair.blogspot.jp/2015/02/blog-post_16.html)まずこの顔料を根こそぎシンナーを使って、落としてしまいます。
簡単に言ってますが、シンナー結構危ないんです。
落としてはいけない部分まで落としてしまう事もしばしば。
ご自身で試す場合はくれぐれもご注意くださいね!!


関係ないですが・・・結構心配されるんです、身体を(笑)。
シンナーを使う頻度が高いので、どうしても身体に良いわけないですからね。
ですが、ご安心ください!!
この店は、概ね屋外です!!
こもる可能性ほぼ0、寒くて暑い、通気性抜群の店舗となっております(笑)。
今日も、ガシガシ、シンナーを使っていきます(笑)!!

そんなわけで、落とすとこんな感じ。

左がすっかりさっぱり、顔料を落とした方。
右が、元のままの状態ですね。

上でご紹介したブログでは、当店でこの後同じように、顔料を吹き付けてアンティーク風に仕上げていきました。

でーすーが。
今回は逆転の発想。
アンティーク風はやめて、普通に仕上げます!!

で、しっかり顔料を落とした後は、通常通り乳化性のクリームで仕上げると・・・




 なんということでしょう。

まさに劇的ビフォーアフター!
きれいさっぱり、ツヤっと仕上げることが出来ました!!

こちらのお修理、3240円。
込み合っていなければ当日のお渡しが可能です。

リーガルのアンティーク加工でお困りの方!
染めることも出来れば、逆に落とすことも出来ますよ!!
諦めないでくださいね!!

 ちなみに、リーガル以外のガラス系の革でも出来る場合が多いです。
場合によっては出来ない場合もございますので、その辺りはお気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!