2015年10月1日木曜日

合鍵について!!

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理と合鍵の店doekです!!
 
当店、井荻駅南口を出ていただいて右へ。
環八の井荻陸橋をくぐったら、環八側道を左へ。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、当店doekとなっております!!
駅から1分程度の距離なので、通り過ぎないようにお気をつけください!
 
お店は、水曜日定休、10時から20時までの営業となっております。
配送でのお修理もお受けしております!
詳しくはこちら↓
http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc
メールをに写真を添付していただけると、お見積りもご案内出来ますので、お気軽にご相談ください!
Facebookもやっております。
是非いいね!おねがいします(笑)!!
https://www.facebook.com/doek.iogi?ref=bookmarks



さて今日は月初だというのに雨になってしまいましたね。
靴の修理はせっかくお持ちいただいても、雨でぬれていると接着剤がつかないため、通常よりかなり長くお時間をいただくことになってしまいます。
乾かしてからの作業になるからですね。
お急ぎの時は、乾いた状態で靴をお持ちくださいね!
極力ドライヤーなどで無理やり乾かすのはやりたくないので、よろしお願いいたします!!


さてさて、というわけで、当店合鍵を初めて、気が付けば一か月が過ぎました。
早いものですね。

で、今回は合鍵の注意点をいくつか!!

こちらの写真!
鍵が三本映ってますね。
その中で、注目していただきたいので、手で持っている中央の鍵。
所謂、ディンプルキーになります。
で、鍵の持つところが赤くモヤモヤっとしているの、お分かりになるでしょうか??

こちら、ここにアルファベットと数字、8桁 くらいの羅列がありました。
なんで、モヤモヤっと赤く隠したかというと・・・。

実はこの番号、鍵の品番。
この品番で、メーカーから全く同じ鍵を取り寄せることが出来ます。
この品番が書いてある鍵を、マスター、マスターキーなんて言ったりします。
家を買ったり、部屋を借りたりしたときに、一番最初にもらう鍵がその場合が多いですね。
 
 で。
これ地味に危険です。
この写真はわかるように撮っているので、問題ないようにしてありますが、例えば腰からぶら下げている鍵や、机に置いてある鍵が写真に写りこんだりして・・・。
それだけなら、問題ないですが、それをSNSにアップロードしてしまった日には・・・。
悪用しようと思えば、いくらでも出来てしまうわけですね。

 で、当店では、お客様が番号だけ控えてきてくださった場合や、写真を撮って、複製の依頼をしていただいた場合は、合鍵を作ることをお断りしております。
おそらく、一般的にはそういう対応の合鍵屋さんが多いかと思います。
どうしても、本当にそのお客様の鍵かわからないため、何かがあってからでは遅いからというわけです。

 ご理解いただければと思います。
何気なく扱っておりますが、皆様、鍵の扱い、ご注意くださいね。



さて。
で、合鍵の話を始めたので、もう一点。

合鍵を作ろうとお店に行くと、場合によっては「合鍵」から、「合鍵」の複製はお断りする店舗があったりします。
ちなみに、当店は「合鍵」からの作製も承っております。

が、気持ちは良くわかります。
なぜかというと、
 これ、シャッターの鍵になります。
ここに書いてある数字は、削っていない鍵の品番、これはマスターキーではないので、モヤモヤっとはさせません。

で、この写真、よく見てもらうとわかるかと思うのですが、 鍵の先のほうや、向かって左側の中央くらいのところ、傷がついております。
で、全体に鍵の削ってある山の部分もなんとなく、パキッとしておらず、滑らかな山になっております。

これ、どういうことかというと、長く使うことで鍵がすり減っております。
マスターキーの品番で、メーカーに依頼して新しいかぎを注文する場合は、品番が同じなら新品のものが届くので全く問題ありません。
ですが、当店で複製する場合は、この山が、滑らかになってしまった感じや、角がすり減った感じまで再現してしまいます。

例えば、マスターキーとの誤差が0.15ミリが限界で、それ以上ずれると鍵が開かない設定の鍵の場合。
前に合鍵を作ったお店が、思いのほかぎりぎりで0.13ミリの誤差で作っていたとします。
これでも、0.15ミリの範囲なので、鍵は問題なく開け閉めすることが出来ます。

ですが、その0.13ミリずれた合鍵から、同じ設定の複製マシンで、もう一本合鍵を作った場合。
マスターキーから単純に倍の0.26ミリ、 ずれてしまう事になります。
そうすると、0.15ミリを大幅に超える誤差となってしまうので、もはや誤差ではなく、鍵が開かなくなってしまいます。

まして、長く使って角が落ちてしまって、なだらかな山になっていたら、言わずもがなですね。


そんなこんなで、合鍵から合鍵の作製は、マスターキーから作るより、どうしても精度が低くなる恐れがございます。
その旨、恐れ入りますが、ご了解いただければと思います。


というわけで、マスターキーは、基本的には使わないのがベストです!
これ驚きの事実!
もらったのに使わない!
何本かもらった場合は、1本は使わずに保管しておくことを、お勧めいたします。

例えば、マスターキーをなくしてしまい、合鍵だけで普段生活しており、ひょんなことから合鍵が折れてしまった!!
なんて場合、複製は不可能になってしまいます。
そんな場合は、シリンダー(ドアに付いている鍵の部分)ごとの交換となります。
ですがマスターキーがあれば、複製すれば特別問題ありません!

 鍵が折れるなんてあるの!??とお思いの貴方!!意外にあるんですよ!!
私もびっくりしました(笑)。



そんなこんなで、 今日の要点をまとめると!!

①マスターキーの品番は流出注意!
②合鍵を作る際はマスターキーからが基本!
③マスターキーは使わない!!

この三点だけのために、こんなに長い文章になってしまいました(笑)!
スーパースタッフが今か今かと、合鍵のご依頼、心待ちにしております!!


皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!