2015年10月16日金曜日

クロケットにハーフラバー!!

皆様こんにちは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!


先日もご案内しましたが、明日、17日土曜日、閉店時間を18時とさせていただきます。
 それ以外は変わらず、10時から20時の営業となっておりますので、ご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 

もちろん配送でのお修理は変わらず、承っておりますので、お気軽にご相談ください!!

http://doekrepair.wix.com/doek#!/civc

フェイスブックもやっています!  
https://www.facebook.com/doek.iogi?ref=bookmarks
さらに、インスタグラムを始めました!!

 https://instagram.com/explore/locations/1016924038/

というわけで、よろしければ上のも見てくださいね(笑)



さて、今日はなんだか肌寒い一日でしたね。
当店は肌寒いというか、本格的に 寒かった気がします。
冬将軍がやってきました。
そろそろ本格的に冬支度をしないといけないかもしれませんね。
インフルエンザも、もうはやり始めているようなので、皆様くれぐれもお気を付けくださいね!



そんなわけで若干風邪をひきそうで怖いですが、今日もお修理のご紹介!!

こちら!!

Crockett&Jones!!
泣く子も黙るとはこのことですね!!
紳士靴の聖地、イギリスはノーザンプトンで1879年に創業した、いわゆるTHE紳士靴!!メーカーになります。
1879年、その100年後、私、産まれます。 
これ運命ですね。
・・・すみません、思い上がりました(笑)。

で、今回はというと・・・



 こちらのレザーソール。
超高級メーカーをもってしても、やはりレザーソールは摩耗しますし、滑りやすいのは否めない事実。

 とはいえ、つま先ほとんど減っていませんね。


で、今回は、ハーフラバーを装着していきます。
ハーフラバーを接着する際、接着剤の食いつきをしっかり良くするために、全体をごく軽く削ります。
 こんな感じ。
ヒドゥンチャネル仕上げとなっているので、靴底を縫い付けた縫い目が見えませんね。
革の周りを、薄く削りこんで革を起こして、その中を縫って、起こした革を戻すといった作業をしてあります。
手間のかかる作業ですが、地面に縫い糸を擦ってすぐ擦り切れてしまうのを防ぐ役割があったり、もちろん見た目にエレガントに仕上がったりといった、仕上げになります。

で、この全体にやすった部分にしっかりと接着剤を刷り込み、乾燥させます。
 こんな感じでしばらく放置。
 革用の接着剤は、両面にしっかり塗りこんで、乾かしてから 圧着するかたちになります。

 ハンマーを使って、できる限りしっかり圧着します。
こんな感じで、ハーフラバーに靴底の跡がしっかりつくくらいは圧着します。

あとは余分な部分を切り取って、周りを整えれば・・・
はい!できました!!
幸いクロケットのロゴも残すことが出来ました!

 こちらのお修理、2138円。
通常20分程度で仕上がります。

本当に良いものを、しっかり実用的に使う。
素晴らしいことだと思いませんか!??
ついつい良いものを買っても、ビビッてしまい込んでしまったり、買ったことで満足してしまったり・・・。
そんなことでは勿体ないですよね。
ぜひ、いいものはしっかり大事に使ってくださいね!!
そのお手伝いができればと思っております!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!