2015年10月29日木曜日

スニーカー(ニューバランス)の裏地交換!!

皆様こんばんは!!


西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!  
当店最近、合鍵も作っております。 10時から20時の営業、水曜日が定休日となっております。
もちろん配送でのお修理は変わらず、承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。 詳しくはこちら↓
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というわけで、よろしければ上のも見てみてくださいね!!


さて 、徐々に徐々に寒さがやってきましたね。
ついに本日、タートルネックを解禁しましたが、まったく寒くないです(笑)。
インフルエンザも今年はもう流行っているらしいので、気を付けたいですね。
そろそろ、予防注射を打たないとです。
わかっていても、いやですね注射(笑)。


というわけで、今日ご紹介するのはこちら!!
 スニーカーと言えばニューバランスですね!!
先日、いつも来てもらっているヤマト運輸のお兄さんが、「最近ニューバランス人気なんですか!??ここやたらありますよね!!」と笑っていました。
もちろん、ニューバランス大人気ですが、修理屋にしては当店スニーカー比率が高い気がしております(笑)。
当然数をこなせば、慣れても来ます!!
というわけで自信をもってご紹介!

 こんな感じ。
裏地のカカトの部分の生地が破れてしまっていますね。
実はこの部分、ニューバランスに限らず、脱ぎ履きの際毎回すれる部分なので、破損することが多い場所になります。
革靴のように履き口に縫い目がある場合は、そのまま上に革を貼り付けて履き口に合わせて縫い付ければ済むのですが、スニーカーの場合中にクッションが入っており、縫い目も中に。
ひっくり返して仕上げてある形になります。

そんな場合はどうするかというと・・・
 お分かりになりますでしょうか?
履き口のところから、内側の縫い目をほどいていって、破れてしまっている裏地を切り離していきます。

で・・・。
 こんな感じ。完全に外してしまいました。
下の方は、制作時にアッパーと一緒に釣りこんであるので、カッターで切り取ってしまいます。

近寄ると・・・
 内側のスポンジごと破損してしまっているのが良くわかります。

で、この切り離した裏地を型紙にして、当店では通常ピッグスキンで裏地を作り直します。

慎重に縫っていきます。
言葉で書けば簡単な工程ですが、縫うといっても制作時は靴底が着く前にミシンで縫い付けていくため、それほどテンションをかけずに縫うことが出来ます。
ですが、修理の場合は、しっかり靴の形になっているうえに、硬い靴底が着いているので、結構ぐいぐい引っ張りながら縫い付けていかないと、内径と外径の距離の違いでうまく仕上げることが出来ません。
まあ、そんなこんなで、いつも軽く汗をかきながら、どうにかこうにか縫い付けて、それをグルっと内側にひっくり返すとこんな感じ。
 ちょっと、形になっている予感がしませんか!??

諸々、きれいに出るように内側に指を入れて調整していくと・・・
 いかがでしょうか??
横部分のカーブも、かかと後ろ部分の山部分もしっかり再現することが出来ました!!
もちろん、中には新しいスポンジが仕込んであるので、クッション性も、よみがえっております!!

 これでまた大活躍間違いなしですね!!

 こちらのお修理、5400円。
通常2週間程度いただいております。

レザースニーカーの場合は特に、外側が 丈夫なので、内側の合皮や生地がダメになってしまいがちです。
もちろんそのまま履いてもいいのですが、やっぱりきれいに履きたいですよね??
何とかできる場合が意外に多いですよ!
ぜひご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!