2019年7月25日木曜日

スコッチグレインの靴の、カカト修理!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc

さて、お知らせがございます。
ここ2年程行っていた、お修理品の、ご自宅への集荷配達のサービスですが、こちらを一時中断させていただきます。
ご利用くださっていたお客様、大変申し訳ございません。
宅配便での配送のお修理は承っておりますので、お気軽にご相談ください。
状況が整いましたら、再開する可能性もございます。その際は改めてご案内させていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

ところで、そろそろ、井荻の盆踊りが始まりますね、店の裏手からドンドン太鼓の音が聞えてきております!
皆様、ぜひご参加くださいね!!


さてさて、そんなわけで、今日も元気にお修理のご紹介!
こちら!!

 こちら、スコッチグレインの、うちばねストレートチップになりますね!
スコッチグレインと言えば、made inジャパン、ヒロカワ製靴のブランドになりますね。
日本人に合った木型の、グッドイヤーウェルテッド製法の、革靴になります。
ちなみに、こちら私物です。
非常にコストパフォーマンスも良く、冠婚葬祭含め、今ではほとんどないスーツを着るときに大変重宝する一足でございます。

で、今回は友人の結婚式に出席するということで、最低限メンテナンスをしておこうと引っ張り出しました。
 スコッチグレインのこちらの靴は、元々10ミリ厚のカカトのゴムが付いているので、通常の紳士靴より、やや厚めのゴムが取り付けてあります。
ゴムの部分が厚いので、単純に長持ちするといった意味合いでも、良心的な作りですね。

とはいえ、こう見ると結構減っています。
 今回はこちらのカカトを直していきます。
まずはカカトのゴムを外すと…
 こんな感じで、釘が残りました。
恐らく、この釘で、積み上げ部分も固定してあるので、抜かずに余った部分を切って処理していきます。

で、今回使うのがこちらのヒールゴム。
 もちろん、10mm厚のもの。
こちらも国産のゴムで、サンプルで手に入れたものになります。
今回使ってみて、非常に具合も良く、癖のないデザインなので、10ミリと20ミリは国産のものに切り替えていこうかと思っております。

こちらを、いつも通り接着剤を付けて圧着。
 ハンマーと圧着機で固定したら、周りを削って仕上げていきます。
 フィニッシャーでガーーーーっと。
通常の7ミリに比べて、やはりゴム部分の厚みが際立ちます。
ちなみに市販されている靴では、6ミリ程度のものが多いかと思います。
6ミリだと、単純に擦り減りが早いのと、若干厚みがあったほうが長持ちする感じがするところから、通常当店のトップリフトはビブラムの7mmのものを使用しております。
厚みは何種類かご用意があるので、ご要望がございましたら、お気軽にご相談くださいね。

で、仕上がると、こんな感じ。
 しっかり、ぴかっと磨き上げて仕上げました。

底面はこんな感じ。
 シンプル!
 これでまたしばらく、気にすることなく履くことが出来るかと思います!
とはいえ、スーツを着ること自体、私は少ないので、ほとんど靴底が減らないんですけどね(笑)。

こちらのお修理、2592円、最短30分程度になるかと思います。

カカトや滑り止め、より良いものがないか、出来る限りサンプルで確認しながら、ご紹介出来るようにしております。
場合によっては、前回当店でつけたものでも、扱わなくなっている場合もあるかもしれません。
恐れ入りますが、ご了承ください。
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!