2019年7月2日火曜日

HATHORN(ハソーン)の短靴にシャークソールを取り付けてみた!

皆様こんにちは!!
靴とバッグの修理、合鍵作成の店doekです!!

西武新宿線、井荻駅で降りていただき、南口をでて右手に見えるお店です!
みずほ銀行さまのATM、センチュリー21さま、当店doek、東京三菱UFJ銀行さまのATMという並びになっております。

遠方にお住まいの方は、配送でのお修理も承っております。
メールでのお見積りも承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
配送については、こちら→http://doekrepair.wixsite.com/doek/untitled-civc


臨時休業のお知らせです。
7月の20日(土)、お休みさせていただきます。
ご迷惑をお掛けすると思いますが、よろしくお願いいたします。
さて。
そんなわけで、申し訳ございません。
7月20日は当店、お休みをいただきます。

さてさて。
今日も抜群に蒸し暑い日になっておりますね。
こんな時期は、靴の大敵、カビがやってきがちです。
皆様お気を付けくださいね。
私も現在の自宅はそうでもないですが、以前住んでいたところは、驚くほど靴がカビやすい、環境でした。
良くも悪くも私、引っ越しが多く、ここ10年で4回ほど引越しをしております。
鉄筋コンクリートの4階に住んでいた時は、まったくカビませんでした。
田園都市線の駒澤大学に住んでいた、木造の1階は、靴どころか服までカビる、今思えばなかなかな、住まいでした(苦笑。
なので、おそらく靴がカビる、と聞いて「そんなことあるの!??」と全く意味が分からない方と、「あるある(笑)」というかた、割と両極端になるのではないかなと思います。
皆さん、ご存知かとは思いますが、、湿気とある程度高い温度が続くとどうしても、カビは発生してしまいます。
実際カビが生えたことはないよ!という方の靴でも、大繁殖はしないまでもカビ菌自体は、靴の中に潜んでいるかと思います。
これはもう、地球上に住んでたらどうしようもありません(笑)。
なかなか、風通しのいい、乾燥したところに靴を置き続けることも難しいかとは思いますが、濡れてしまったときや、湿気の多い日は、そのまま下駄箱にしまわず、なるべく靴が乾くように、乾燥材を入れたり、立てかけて靴底部分が床についていない状態で乾かすなど、工夫すると良いかと思います。
それでもカビが生えてしまった時は、ご遠慮なくご相談下さいね。
オゾンを使った、消臭除菌のクリーニングも当店では行っております。
これまでの経験では、カビの臭い含めて、ほぼ完全に消すことが出来ます。
よろしくお願いいたします。


さて!
思いのほか、前置きのカビの話が長くなってしまいましたが、今日ご紹介するのは別のお修理です(笑)。
こちら!!

 HATHORN(ハソーン)の短靴になりますね。
ハソーンと言えば、ワークブーツ界きっての最高峰ブランド、WHITE'S(ホワイツ)のセカンドライン?ハンドメイドのホワイツのブーツの一部をマシーンメイドにして、価格を抑えている…なんて説明を読んだ気がしますが、元々は別会社でホワイツがハソーンを吸収したなんて記事を割と最近読みました。
個人的には、ぜんぜん価格も抑えられてないなと思ったり思わなかったり…。
正直なところ、あまり定かなことはわかりませんので、ご興味がある方は、お調べください。
そして教えてください(笑)。

さて。
そんなハソーン、横からみるとこんな。


 短靴にしては若干高さのある、妙なバランス、おそらく元がブーツだからですね。
違うのかな…。
いろいろ気になりますが、こちら私物でございます。
非常に気に入って履いておりました。


で、靴底はというと、vibram2021のスポンジソールが付いておりました。
 軽くて履きやすい靴底なのですが、若干すり減りやすいスポンジ素材。
カカトの部分はそろそろ足しても良いかな~っていうくらいに減ってきております。
正直、まだ全然修理しなくても履けますけど、そこは私物(笑)。
ブログのネタにもなるので直していきます!!

まずはカカト等、厚みを図って…

 カカトとつま先のバランスを見ます。
割と履きなれてきていたので、あまりカカトとつま先のバランスを変えたくない為ですね。

で、こんな線を引きました。
 まずはこの線を目安に、カカトのすり減っている所を含めて削り落としてきます。
 こんな感じでガーーーっと。
スポンジ素材は削れやすいので、比較的あっさり削れて行きます。

で、ピシッと平らにします。
 こんな感じで、カカト側は極力、真っ平に。
 つま先のほうはやや中央が膨らむくらいのほうが良いかなと思っております。
今回は本当に少しです。
通常の革底の紳士靴などの場合、中のコルクをやや盛気味に入れて、足馴染みと、履いていくうちに沈む分も想像しながら調節いたしますが、今回はかなりフラットに寄せています。
なぜかはまた後で。

で、余談ですが、削っていて違和感を感じました。
 この靴左右が全然違います(笑)。
写真右のほうが実際に計ってみても、靴底の長さが1㎝程度長いです(笑)。
心なしか、靴自体の高さも左側のほうが高いような…。
履いていると全く気が付きませんでしたが、計って違うとなると、何かが違うんだと思います(笑)。

ま、それは気にせず作業を続けます(笑)。
 で、靴底側、材料側とも、プライマー塗布→乾燥→接着剤塗布→乾燥後温め、の順に工程を進めて、ガッチリしっかり圧着してきます。
接着剤の乾燥に至っては、他の作業をやりながら、乾燥という名の放置をしたまま5時間程度。
むしろそのくらいしっかり乾かしてから温めたほうが、しっかりと接着できます。
そして圧着機でドスン。

今回は、在庫を持っていたものの、まったく人気がなく使う機会の無い、タン(ベージュ)のシャークソールを使用しました(笑)。
靴によってはこんなに、格好良くなるんですよ!??というアピールですね(笑)。

先ほどのほとんど靴底をフラットにしたのは、このソールを使う予定だったからになります。
シャークソールは合成ゴムでできているので、ゴム自体スポンジに比べ、かなり硬いです。
ただ、このギザギザが深い為、非常に曲がりやすく履きやすいのですが…カカトからつま先方向はとても曲がりやすい反面、小指から親指方向にはほとんど曲がりません。
なので、調子に乗って?あんまり、もっこり中央を膨らませると、無理やり接着することになり、剥がれやすくなったり靴自体が靴底に引っ張られかねないので、今回は極力フラットにしました。


で、あとは周りを整えていきます。
 通常のペーパーでゴリゴリゴリ――っと粗削り。
仕上げペーパー、仕上げのディスクと目を細かくして言って…
 削り終わるとこんな感じ。
 いやーー、ギザギザしております。

正直ちょっと恥ずかしいくらいにギザギザしております(笑)。
とはいえ、靴底を見て「うわぁ」と思う人もそうそういないと思うので、自己満足のお修理になります(笑)。
ミッドソールは贅沢にビブラム2021番、アウトソールはビブラム7124シャークソールを使用した形となります。

こちらのお修理、ビブラム7124シャークソール、接着での仕上げなので11880円となります。
今回は、元々のスポンジソールをミッドソールに使っておりますが、ミッドソールを新たに作る場合は、+2160円(ビブラム2021は使いません)となります。


薄々感じておりましたが、シャークソール、基本重いです。
そして、ハソーン、短靴といえどもガッチリ厚手の革で作ってあるため、これまた重いです。
仕上がりとしては…ひじょーーーーに重いです(笑)。
ここのところ、私、ブーツを履きがちなので、履いていると、それほど気にならないのですが、磨いたり直したりの作業をする際、持ってみるとギョッとします(笑)。
そんなところにも、愛着がわきますね(ほんとか!???)。

というわけで、靴底や、ブーツの高さを切ってみたり、色を変えるようなカスタムも、当店楽しく行っております。
是非お気軽にご相談くださいね!!
それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!