2014年1月13日月曜日

パンプスのつま先修理

皆さんこんばんは。
井荻駅南口の靴修理店、doekです!
当店ドアが無いため、ほとんど外のような寒さの中作業しておりますが、元気に営業中です(笑)!!
縁起のよさそうな、金の長靴見つけたら、そこが当店です!
皆様のご来店お待ちしております。

さてさて、今日はこちらのパンプス。
とてもきれいなワイン色の生地でできたパンプスです。
ところが・・・
気に入ってはいていたら、つま先が磨り減って生地の部分まで穴が開いてしまったということで、当店にお持込いただきました。
どうしても、カカトとつま先は婦人靴、紳士靴問わず傷むのが早い場所になってしまいます。
今回はつま先の割りに、それ以外の部分の磨耗はそれほどでもなかったので、つま先だけ補修していきます。

まずは
こんな感じで、つま先のゴムのかけている部分を平に削ってしまいます。
ちょっとつま先が不安なことになっていますが、大丈夫ですよ(笑)。

次に
こういう具合に、つま先の方が厚くなるようにゴムを接着していきます。
接着して、周りをはさみできるとこんな感じになります。
この時点で、つま先の生地の部分に空いてしまっていた穴まで、このゴムでふさいでしまいます。

そしてこれをグラインダーで整えていきます。
整える前。
整えた後。
さすがにもとのゴムのままだと、つま先側が厚くなりすぎるので、薄く調節しました。
前から見てもほとんど違和感が無いかと思います。

もちろん上から見て、底がはみ出すようなことはありません。
これでまた、問題なく履けるかと思います。


形も色もすごくきれいなパンプスなので、まだまだ履いていただきたいですね!
こちらのお修理、何度でもすることができます。
ですので、次はできれば、生地の部分が地面にする前にお持ちいただくと、傷が広がらずに済むかと思います。
こちらのお修理、婦人靴つま先ラバー修理、1050円となっております。
ちなみに紳士靴ですと、1260円です。
お時間がお急ぎであれば、15分~20分程度いただければ出来上がります。

つま先やかかとが削れてしまって、もうダメかな~と思っても、是非一度当店にお持ちください。
正直なところ、直せる場合が多いです。
残念ながらダメな場合は、断腸の思いで、ダメですとお伝えします(笑)。

本当に靴は直せる場合が多いです!
是非皆様のご来店お待ちしております!!