2015年1月5日月曜日

オールデンのつま先に、トゥスチール!!

皆様こんばんは!!

西武新宿線、井荻駅の靴とバッグの修理店doekです!!

井荻駅南口を出ていただき、右へ。
すぐ上を通る、環八の井荻陸橋をくぐり、みずほ銀行のATMのところを環八側道沿いに左へ。
ドラッグストアぱぱす、焼き鳥屋さん、そのとなりが当店doekでございます!!
駅から徒歩、30秒程度でしょうか。
最近、通りすぎてしまう方がいらっしゃるので、お気をつけ下さいね!!
思いのほか近いです(笑)。

当店Facebookもブログの更新が主になってしまいますが、やっております。
ぜひそちらも、いいね!!っとしてやっていただけると、やる気が3倍増しです!!
https://www.facebook.com/doek.iogi


さてさて。
今日仕事はじめだった方も多いのでしょうか。
私、昨日は若干の正月疲れが合ったのですが、意外にパキッといつもの時間に目が覚め、いつも通りの動きが出来た感じでホッとしております。
で、先ほどちょっと、コンビニまで言った所、近所のお店が『14日までお休みを頂きます』と。
・・・14日!?さすがに二度見してしまいました(笑)。
良いんです、全然良いんですけど、すごいなーと感心してしまいました(笑)。

さて。
そんな他所のお店の心配はさておいて、今日ご紹介するのはこちら!!

 んーーー-!!!
好きな方ならこの写真だけで、もうお分かりですよね!!
やっぱり、良いなあ!!と思ってしまいます、唯一無二でございます。
そう、こちらオールデンのペニーローファーになります!!
オールデンと言えばコードバンと思いがちですが、こちらは牛革カーフのローファーですね。
格好良い!
あえてのカーフ。
くーーー!!
すみません、ちょっと鬱陶しいですね(笑)。
そのくらい良い靴なんですよ!!
お洒落男子なら、一度は憧れるべきブランドかと思います、オールデン。

で、こちら、どんな靴底かというと。
 当然のようにレザーソールですね。
格好良い靴にはやっぱり、レザーソールがよく似合います!!
ですが、ラバーソールに比べると、摩耗に弱いのも現実でして。
で、今回は、最も摩耗してしまいがちなつま先にヴィンテージスチールを装着していきます!!!

まずは・・・
 こんな感じで、スチールがハマる部分をピシっと削り落としていきます。

話はそれますが、昨日自宅に帰り、付けたテレビで偶然やっていたのですが、書道の墨の型を作る職人さんを紹介しておりました。
その方が、ノミと彫刻刀を使って、文字や絵の部分を残して、完全に同じ深さで板を削っていく作業をしておられました。
驚くほどフラットに、細かい部分まで凹凸無く仕上げる作業はまさに、職人さんの仕事でした。

いきなりなんの話かというと、そんな感じでピシっと仕上げないと、このトゥスチールも綺麗に仕上がらないんだろうなあと、改めて感じた話でして(笑)。
そんな、職人さんの技を思い出しつつ仕上げたのがこちら。


 私は、これグラインダーを使っているのですが、その職人さんはノミと彫刻刀だけで仕上げていたんですよね・・・すごいなあ。

で、話はもどり、ここまで来たら、後はこの削った部分にスチールをはめ込みしっかりとネジで固定します。
そして、周りの余った部分をギリギリまで削り、整えていきます。

 着色前はこんな感じですね。
スチールに色が付いていないので少し目立っているのがわかるかと思います。
極力ギリギリを削っているので、元々の革底のコバはほとんど削られていないのがお分かりになるかと思います。

 で、仕上がりはこんな感じですね!
ピシっと綺麗に付けることが出来ました。

前から見ると・・・
 コバ部分色が入ると、概ね目立たないかと思います。


これで、安心して履いていただけるかと思います!!

こちらのお修理、3240円。
お時間、最短1時間程度ですが、混み具合で変わってきますのでご相談ください。


どうしても摩耗に弱い、つま先などはお修理の回数も多くなりがちです。
最強という意味では、やはりスチールを入れるのは摩耗に対して最も強い方法かと思います!

お気軽にご相談くださいね!!

それでは皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております!!